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会社移転のお知らせ

VIGLOWA

12月12日(木)に株式会社ヴィグロワは移転しました。

新住所
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-3-18 アビターレ神宮前 B-3
TEL. 03-6721-1763 FAX.03-6721-1764


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新しい環境で再出発です。まだまだ、段ボールが山積みでゴミ御殿のよう。いつになったら片付くのか...

年末にいろいろなものが発注できず、停滞しているところ。世の中、みんな年末年始の準備なんだろうなあ?と思いつつ、外から建物を撮影してみました。
右手に見える窓からは、段ボールがまだ積み重なったままです。


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それでは、良いお年をお迎えください。
来年のVIGLOWAに乞うご期待!



★みなさんからのコメントをお待ちしております。

投稿者 hidetoshi shinohara : 23:49

光輝く輪のアートフラワー

VIGLOWA

VIGLOWAの言葉の由来は、Vi(美)+glow(輝く)+wa(輪)、ヴィグロワは美しく輝く輪。現在、開催中の野田尚之の企画展に作家の知り合いのフラワーショップから、きれいなアートフラワーが届いた。企画展のテーマに合わせて、宇宙とか星空をイメージしたような粋な計らいである。


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アートをもっと生活に密着させたいという思いから、ギャラリーをオープンして2年近くが経つ。最初は、こんな無名で実績もないところに作家なんて集まらなかった。今までの仕事仲間に声をかけてみたものの、賛同してくれた人は、ほんのわずか。こちからいろいろな人に声をかけたけれど、みんな気のない返事だった。「こんな不景気でアートなんて、厳しいんじゃない?」というのが多くの人の意見だった。


アートのラインナップは、なんでもいいということではない。こだわっているのは、REFINE。洗練という言葉に訳されるけれど、RE+FINEという風にも読み取れる。もっと、深く意味をひもとくと、「RE=さらに」、「FINE=優れているもの」、さらに良いものに磨きをかけるというようなことだろうか?アートをアートだけとして鑑賞するのではなく、アートの飾り方、アートの楽しみ方、アートと暮らす方法、アートによって生活が素敵になる、というようなギャラリーにしたかった。言葉で端的に表現できているかどうかわからないけれど、ずっとその思いを発信し続けていたら、それに共感してくれる多くの人に輪となって集まっていただいた。


以前、異業種交流会の壇上でアメリカ法人の社長を努めたという日本人社長は、「輪になってみんなで協力するなんていう考えは甘い!」と言っていた。果たして、そうだろうか?日本人は、輪や和を尊ぶ国民なのではないだろうか?自分さえ良ければいいという個人主義よりもみんなで力を合わせて、素敵な暮らしを提案する方がいいと思う。与える者は、与えられる原理原則にかなっているような気がする。
野田尚之の作品にインスパイアされたアートをフラワーを見て、美しく、輝く、輪となって広がっていくような気がした。



★みなさんからのコメントをお待ちしております。

投稿者 hidetoshi shinohara : 23:44

I wish a happy new year!

VIGLOWA

みなさま、新年あけましておめでとうございます。
2013年は、みなさまにとって素敵な年になりますように。


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昨年暮れの平家物語サロンとの出会いが、2013年へとつながっているような気がしています。祇園精舎の鐘の声。諸行無常の響きなり...

祇園精舎の鐘の音には、万物は変転し、同じ状態でとどまることはないという響きがある...というこの有名な出だし。古文の授業でも何度読んだことか。でも、心にぐっと突き刺さるように響いたのは、この歳になってからです。


デザイン会社設立して、おかげさまで20年が経ちました。広告デザインをメインにしてきたけれど、広告というマスメディアを利用して広く伝えるという時代でなくなっていくのを肌で感じていた。心地良さをカタチにするグラフィックデザインを提供することをモットーとしてきたけれど、もっと広い意味で心地良さを追求するようになってきたのかもしれません。


根本的な理念は変わっていないけれど、目に見える表面的なものは同じ状態でとどまることはないのだと、あらためて気付かされたのでした。


2013年は、もっと素敵に。諸行無常の響きなり...



★みなさんからのコメントをお待ちしております。

投稿者 hidetoshi shinohara : 01:29

Merry Cristmas!

VIGLOWA

ギャラリーヴィグロワというのは、ギャラリーというよりはショールームにしていきたいと思っている。なぜなら、僕自身が家にアートを飾りたいと思ってギャラリー巡りをしたところ、「なんでこんなに敷居が高いのだろう?」と疑問に思ったから。


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村上隆や奈良美智が大成功してからというものの、日本のギャラリーの多くは、右へ習えとばかりに現代アートが主流になっているような気がする。それが悪いというわけではないけれど、家にアートを飾って、きれいに掃除して、おしゃれな空間ができあがったとき、人を呼びたくなるようなアートがあってもいいのではないかと思った。有名だとか無名だとかではなく、飾ってその空間に調和するアートが理想的だ。アートは人に驚きを与えるだけではない。人に心地良さを提供するアートがあってもいい。


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そんな思いをWEB上で発信続けていたら、毎日新聞社の編集者の方から電話取材を受けた。「クリスマスパーティに室内を飾る」というテーマだったので、+αのコーナーにVIGLOWAのことを紹介したいと連絡があった。電話で何度かに渡ってお話をしているうちに「こういうギャラリーって、ないですね」と言われて、とても光栄だった。たとえ、小さなコーナーであっても、VIGLOWAのコンセプトを理解していただけたことがすごくうれしかった。


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そう、「なんでこういうギャラリーがないのだろう?」という疑問から、「ないのであれば自分でやってみよう」というのがスタートだった。まだまだ、日本では気軽にアートを飾るという文化が根付いていないようだけれど、おしゃれなファッションに身を包むような感覚で、アートを着飾るような感覚が生まれると生活が豊かになると思う。だから、仰々しく「すごい作家です」というような雰囲気を出さないようにしているのです。



★みなさんからのコメントをお待ちしております。

投稿者 hidetoshi shinohara : 23:13

アートと暮らす

VIGLOWA

デザイン会社の半分をギャラリーとしてオープンしてから、1年と9ヶ月が経つ。この間、いろいろ試行錯誤しながら考え方が言葉として纏まってきた。いわゆる、コンセプトというやつ。コンセプトという煙に巻くような言葉を使いたくないから、考え方とでもいうのであろうか?簡単にいうと、自分が「こんなギャラリーがあればいいのになあ?」と思ったことからだった。なぜ、多くのギャラリーは、難解な現代アートが多いのか?もっと、身近なアートを探すと途端に壁紙のように安っぽくなってしまう。そこで、ギャラリーの考え方を以下、平易な言葉でまとめてみた。そして、自宅の生活空間で「アートのある暮らし」を実践してみた。


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アートには、いろいろな解釈があると思います。有名作家をコレクションする満足感、または、部屋に飾ることによって生活が豊かになるアート。ギャラリーヴィグロワでは、有名無名に関わらずアートを部屋に飾って、生活空間がおしゃれになったり、素敵になったり、ついつい友達に電話して「うちに遊びに来ない?」と言いたくなるような素敵ライフを提案していきたいと思っています。


「今までのギャラリーでは、敷居が高すぎる」でも、「百貨店やインテリアショップにあるポスターでは軽すぎる」と思われている方にぴったりの中間を目指しています。投資のためのアートや難解なアートではなく、生活空間を彩り素敵になるアートがあるといいですよね。「海外のインテリア雑誌や書籍に載っているようなアートはどこに行ったら買えるのだろう?」と思っていました。多くのアートギャラリー、画廊はなかなか敷居が高く、アートを鑑賞するにはその世界に入り込めますが、感動のあまり「自分の部屋に合うのかどうか?」ということを考える間もなく、その場を後にしてしまいます。


本当は、アートを鑑賞しているときに想像していただきたいことは「自分の家のどこに飾ろうか?」「リビングに飾ると家族が明るくなる」「仕事から帰ってきて、自分の書斎に籠ったときに落ち着く」「トイレにもキッチンにも玄関にもベッドサイドにも素敵なアートがあれば、心がなごみ生活が豊かになるだろうなあ?」などと夢を膨らませることです。ダイニングテーブルにさりげなく乗った一輪の花、窓から斜めに射し込む午後の日射し。階段の踊り場に飾られてあるアートなど、通りがかりにちらっと目にするアートは主張もないけれど心地良いものです。私たちが目指すアートは、そのようなアートです。


こんなギャラリーがなかったので、自分でギャラリーを始めてしまいました。難しい言葉ではなく、みなさんに共感していただけることばで、飾らず気取らずありのままの気持ちをステートメント化しました。




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投稿者 hidetoshi shinohara : 11:40 | コメント (0)

デンマークの副首相兼経済内務大臣

VIGLOWA

10月に日本でIMF国際会議が開催され、その時にデンマークのマルグレーテ・ヴェスタエアー副首相、兼経済内務大臣が10月11日に来日しました。


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その来日時にギャラリーヴィグロワで、Shirokiの作品をご覧になりたいとのことでした。きっかけは、塩川さんがデンマークでワークショップを兼ねて作品展示をしていたところへ大臣がお見えになり、それ以来交流が深まったそうです。


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お忍びとはいえ、デンマークの大使館員数名といらっしゃるということなので急遽、Shirokiだけの展示に変えました。土曜日の予定の時刻を少し回り、茗荷谷駅前の小さなビルの前にデンマーク大使館の車が止まって、大使館員と共に大臣がお見えになりました。大臣は、Tシャツの上に軽くセーターを羽織り、スリムなジーンズという出で立ちでした。とてもカジュアルで気品さえ感じられ終止自然体でした。そして、Shirokiの作品をご覧になり、いくつか質疑応答をされとても興味深く鑑賞されていました。


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塩川さんは、ギャラリー内のミーティングルームに「書道のセットを用意してあるので試しにトライしてみませんか?」と大臣をお誘いしました。


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最初に書いた文字は、大臣の好きな色の朱色にちなんで、「朱」「珠」という文字をお書きになりました。大臣のTシャツも白地に朱色のデザインです。次に大使館スタッフの発するPeace、Love、Freedomというキーワードを「和」「愛」「自由」という日本語に置き換えて塩川さんのお手を元にお書きになりました。


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最後に大臣からは、Nothingというテーマを日本語に置き換えて書いてみたいというオーダーがありました。なぜ、Nothingかというと、政治家としてとても環境やエネルギーに感心があるけれど、何もない海岸沿いに環境に良いはずの風力発電の発電機を増設する矛盾を感じているということをおっしゃっていました。ということで、「無」という感じを塩川さんが、段ボールの切れ端を使用して創作文字を提案していました。大臣は、自ら絵をお描きになるだけあってとても飲み込みが早かったです。ご本人は、「先生の指導がいいからよ」と周りの緊張感を解きほぐしてくれるようなリラックスぶりでした。それにしても日本の大臣は、こんなカジュアルな感じでいらしていただけるのだろうか?



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投稿者 hidetoshi shinohara : 14:00 | コメント (0)

独占インタビュー

VIGLOWA

現在、企画展中の作家、今井アレクサンドルの独占インタビューを試みた。


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以前の企画展で作家インタビューを試みて原稿まで用意していたが、その時は急遽中止になった。今回は、その台本をもとに進行しようとしたけれど、そんなものは吹っ飛んでしまった。それは、今井アレクサンドルの生き様そのものがアートだったからだ。作家が違えば聞きたいことも違う。作品のテクニックやコンセプトなんかどうでもいいくらいにこの人の存在がアートなのである。


ギャラリー内では、「買って、買って〜!」を連発する今井アレクサンドルに、なぜそうするのか理由を聞いてみたかった。商魂逞しいアーティストに世間の風は冷たく敵も多いと思う。その強引さは賛否両論だ。VIGLOWAのイメージを壊すので良くないと言う意見と、もっともアーティストらしいアーティストだと言う意見。企画展の合間、いろいろと話を聞いているうちになぜこのような作品が生まれたのか聞くよりも、生き様を聞き出した方が納得いく回答を得られるのではないかと思った。


僕と同じ年の1959年に生まれ、パリで日本人画家、今井俊満とオーストリア人バレーダンサーの母の間に生まれた。子供の頃から、イヴ・クライン、セザールなどが父親と交流があり、自宅にはイブ・クラインのあのブルーの作品が転がっていたという。


5歳の時、パリから日本へ帰国して親戚の家に預けられ、父親は、日本とパリを行ったり来たりする。親戚からはご飯もろくに与えられず、辛い思いをしたらしい。唯一の心の支えは祖母だったが、その敬愛する祖母が亡くなってから記憶を打ち消すかのように何も語りたくなかったと言う。高校を卒業後、父親に無断で家を飛び出し、単身ロンドンへ。あのカトリーヌ・ドヌーブと結婚し、「欲望」という映画にもなった写真家、デビッド・ベイリーに弟子入りする。


このインタビューをもとに希有な人生を送ってきた今井アレクサンドルの人生をVIGLOWAのウェブサイトに掲載予定。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 23:52

絵画の見方

VIGLOWA

松田奈那子の企画展が開催した。出会いは、一通のメールから。作品の見せ方、メールの文章の書き方が気になり、作品を見てみたいと思わせてくれるその一人が、松田奈那子だった。すぐに返信して、お会いしたい旨を伝えた。会って、すぐに何か同じルーツを感じた。作品から、どんよりと北の日本海の冬空を思い浮かべたからである。だからといって、けっして暗いわけではなく、大都会の派手さがあるわけでもない。虚栄心もなく、ごく自然体の人柄に好感が持てた。会って、1時間もしないうちに、僕の方から当ギャラリーで「企画展をやってみませんか?」と申し出た。すぐに二つ返事をいただき、実現に至った。


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夜になり、一人で作品と対峙していると、この作品から東欧の作家の雰囲気が感じられた。本人に実際のところ誰に影響を受けているのか聞いてみた。長新太、荒井良二、レオ=レオニ、ブルーノ・ムナーリ、ディック・ブルーナ、ベアトリーチェ・アルマーニャが好きだそうだ。特にベアトリーチェ・アルマーニャの「カール・イヴー」は、内容よりもとにかく絵に惹かれるという。でも、一番影響を受けたのが意外にも長谷川等伯の松林図屏風だそうだ。特別、東欧の影響ということではなかったけれど、いろいろな作家の影響を受けながら、うまく自分のルーツを作品に消化させていると思う。


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絵画の見方を良く聞かれるけれど、見方が分からない方は「どう見るか?」ではなく、「何を感じるか?」を意識した方が良いと思う。専門的に勉強するのであれば、古典絵画の図像学から学び、現代アートの思想やインスタレーションということまで膨大な量の勉強をしなければならない。それよりも直感的に好きか嫌いか、自分の部屋に飾って心地良いかどうかをイメージするのが良いのではないだろうか?部屋に飾った絵画から、「元気をもらいたい」「落ち着きたい」「異次元へ空間を演出したい」など。僕が自分の部屋に飾るのであれば、松田奈那子の作品から決して絵だけが主張するわけではなく、落ち着いた色味で、「ちょっと非日常へ連れて行ってくれる」そんな不思議な世界を感じる空間を作りたい。

松田奈那子 絵画展Crackの情報は、こちら。http://www.viglowa.co.jp




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投稿者 hidetoshi shinohara : 00:20 | コメント (0)

金沢にし茶屋街

VIGLOWA

仕事で金沢へ行った。ついでに金沢を観光。まずは、西茶屋街へ行ってみる。9月だというのに猛暑だった。冷たいものでも飲もうと思って入ったお店が、西茶屋街資料館だった。


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アイスコーヒーを飲みながら、茶屋街の説明を受ける。ここは、お茶を飲んだ後、二階を観覧できるという。金沢は、加賀百万石の城下町で、花街といわれるところが、「にし茶屋害」「ひがし茶屋街」「主計町茶屋街」の3ヶ所ある。


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にし茶屋街は、どちらかというと大衆的な雰囲気のお茶屋街だったようだ。とは言え、二階へ上がって見ると金屏風に赤、青、緑の豪華絢爛な座敷があり、太古を叩いて踊る芸妓さん達の華やいだ歌声が聞こえてきそうだ。古き良き日本の粋で雅な文化に触れたひとときであった。


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投稿者 hidetoshi shinohara : 13:42 | コメント (0)

塗装

VIGLOWA

エレベーターホールのサインをVIGLOWAに変更するため、パネルを外しペンキを塗ってみた。これが意外と大変だということに気付き、どんどん泥沼にはまっていく。やってもやっても悪循環。まさに負のスパイラルだ。


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最初は、壁塗り用のペンキをローラーで塗ってみた。なんと一晩経ったらひびわれしているではないか?しかもスポンジのざらつきがそのまま表面に残ってしまった。それから、電動サンダーで表面滑らかにし、アクリル水性の塗料で刷毛で再度挑戦。今度は、刷毛のムラがでこぼこだ。

また、電動サンダーで研磨する。やりすぎて、摩擦で塗料が溶けたのか、一部細かい穴が数点空いた。上からジェッソで塗る。ダメダア〜。ますます、ムラムラだ。マイクロなんとかという刷毛はムラにならないと書いてあったから、買ってきて再度挑戦してみたけれど、ムラになるじゃないか?

また、電動サンダーで研磨。今度は、スプレーで吹き付ける。地のムラが消えない。

何事も楽はないということだ。スポンジのローラーで安易に塗ってしまったのが間違いだった。地道にこつこつと額に汗して、丁寧にやらなければ感動的に仕上げにはならない。

全てに共通する、大切なことを学んだ気がする。これも試練だと思い、再度研磨したらまた塗り直す。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 13:55 | コメント (4)

本日、株式会社ヴィグロワ誕生

VIGLOWA

18年間続いた、株式会社スタジオザップが幕を閉じ、株式会社ヴィグロワへ生まれ変わりました。


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スタジオザップは、広告グラフィックの企画制作会社として他業種に渡り、いろいろな経験をさせていただきました。歴代のスタッフ達と最高のクリエイティブを目指そう。そして、見る人々に心地良さを提供していこう。という理念のもと、昼夜を問わず夢中になってモノ作りに励んできました。


「広告」の時代は終わり、「狭告」の時代に突入してのではないかと思います。すなわち、広く告知するのが「広告」でしたが、IT社会に入り、WEB、ツイッター、フェイスブックなどのようにネット社会で興味のある人達にピンポイントで狭く告知する時代になりました。
広告の時代であっても、その商品に興味を持っている見込み客にメッセージが届かなければ、どんなに莫大な予算をかけても効果がありません。テレビに出演したあるメジャークリエイターは、「広告はインパクトだ」と言います。果たして、インパクトなのでしょうか?たしかに最初に興味を惹くと意味ではインパクトかもしれません。ハリウッドスターの大物を使って広告は打てばたしかに誰もが注目します。でも、僕は「狭告」の時代では、見込み客は、ハリウッドスターを見たいのではなく、その商品を買おうかどうか迷っているときに「なるほど、それなら買ってもいい」と思ってもらえる共感ではないかと思います。
ヤフーとグーグルで僕のフルネーム「篠原英智」と検索すると全ページに登場します。何か大きな時代の変化を感じました。


ヴィグロワは、スタジオザップの理念を継承して、ギャラリー事業部とデザイン事業部の2つの事業形態で「心地良さ」を提供していきたいと思っています。ギャラリーでは、「アートと暮らす提案空間」をアンテナショップとして発信していき、それをフィードバックして大きな意味でライフデザインを提案していきます。これからもどうぞ宜しくお願いします。 篠原英智



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投稿者 hidetoshi shinohara : 10:10 | コメント (9)

社名変更のお知らせ

VIGLOWA

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このたび弊社、株式会社スタジオザップは7月1日(金)より、
下記のとおり社名を変更することになりました。
今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

  平成23年7月1日
  新社名:株式会社ヴィグロワ 
  代表取締役 篠原英智


住所、TEL. FAX.は今まで通りです。
ドメインは、viglowa.co.jpへ移行します。
しばらくの間、zap.co.jpと併用致します。

info@viglowa.co.jp(現在受信可能)




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投稿者 hidetoshi shinohara : 12:38 | コメント (2)

心安まる、一枚の絵。

VIGLOWA

子供の頃、自宅の暖炉の上に一枚の絵が飾られていた。

時を経て、父と肩を並べて会話ができる年齢になった。

ずっと、父に聞いてみたいことがあった。

「あの絵は?」と私が聞くと、父は応えた。

「あれは、お前が生まれた年になけなしの安月給で買ったんだ」

どうってことのない油絵の風景画だった。

私に損得で人付き合いをする人間になってほしくなくて、

あの絵のように澄んだ心を持ち続けてほしいという願いを込め、

名も無い田舎の画家から購入したらしい。

初めてその話を聞いて、その絵が急に光り輝いて見えてきた。

何か大切なことを忘れかけていたような気がした。

それから、私は大人になって一枚のモノクロームの写真を購入した。

油絵というよりは、モノクロームの世界が自宅の書斎に合っていた。

何かの記念日ごとに写真、絵画、オブジェを購入し、

コレクションが増えていった。

そんなアートの楽しみ方を父が教えてくれた。

ギャラリーヴィグロワ 篠原英智


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昨夜は、朝まで仕事をしたためか、夕方からぐっすりとソファで寝てしまった。北国の新緑と雪山の風景に天女が降りてくる夢で目が覚めた。連休には年老いた両親を札幌に残し、また東京での生活がスタートした。やらなければという焦りが募る。


帰省して父に聞いておきたいことがあった。ギャラリーヴィグロワの話を昨年からずっと電話で話をしていて、いつも話しに出てくるあの絵はどれなのか?家にはたくさんの絵が飾ってあるからどれのことを言っているのだろうと思っていた。


このヴィグロワという新しい事業がうまくいくのかどうか?賛否両論だった。この不況の中、アートなんて売れる訳ないという意見が大半だった。


父は違った。僕がまだ1才だった昭和35年、油絵がほしくてミルク代を捻出するのが精一杯だった時代に画商から絵を買ったというのだ。年老いた父は、一気に階段を駆け上がり、もう誰もいなくなった子供部屋に飾ってあるこの絵を指差した。


子供の時からいつも家にあったあの絵だった。なんてこともなく感動もなかった。父は、本当はもう一つ別な絵がほしかったと言う。そちらは、高くて買えなかったらしくずっと悔やんでいたそうだ。我家の歴史にこんなに長い時間居座るぐらいなら、そちらを買っておけば良かったと思うようになったらしい。仕事から帰ってきて絵に囲まれていると心が落ち着くらしい。「時代や経済に関係なく、絵というのはそういう力がある」と父は言った。二人は絵の前でしばらく黙って腕を組み眺めていた。


沈黙が続いた後、子供の頃から僕が無鉄砲にも何かに夢中になる度に反対して説教したあの父が「頑張れ」と一言だけ言った。いつもは、どんなに反対しても言う事を聞かなかった僕を止めても無駄だと思ったのだろうか?僕は、何か沈殿していたヤル気というマグマが噴火口に到達しそうになった。


この気持ちを忘れずに、「心安まる、一枚の絵」というギャラリーヴィグロワのステートメントを書いた。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 00:32 | コメント (8)

高崎勉 Breath.展

VIGLOWA

ギャラリーヴィグロワ企画展の第2弾は、高崎勉の花のシリーズ。世の中が停滞ムードなので少しでも明るく希望を持ってほしいという理由から、今回の作品を選びました。


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僕が好きな作品は、この3点。もちろん、その日によって好みが変わったり気分を変えて飾りたくなる作品もある。朝と夜では好みも違ってくる。間接照明の世のバーなどでは、大きな額に入れたダリアなどいいかもしれない。


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場所や気分によっても見方が違ってくるものだ。この3点がいいと思ったのは、高崎勉が語っている、「大切な人は、息づかいが感じられるほどの身近にいる」ということだ。僕はこの言葉にとても共感できる。人は、前を向き真っすぐに突っ走ってきて、時には壁にぶつかり、時には落胆したり、不安になったりするものだ。そんなとき、前に立ちはだかりこれ見よがしに自分の存在感を主張する人よりも、背後に息づかいが感じられ程の距離にいる人の方が大切な人だったりする。


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この距離感は、人肌を体感できる距離でもあり、ほのかな息づかいを感じられる距離でもある。この二輪の花達はそんな寄り添う姿を表している。特にこの3点は、人肌のように透き通った儚さがある。人生を突っ走ってきて、ふと立ち止まるとそんな朧げな記憶が蘇ってくる。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 14:36 | コメント (2)

夜ひとりで...

VIGLOWA

デザイン事務所にギャラリーを併設して、10日が経った。毎日、いろいろな人が訪れてくれました。たくさんの方からお祝いをいただき、ありがとうございます。


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ほっと一息つくのも束の間。次の個展の準備に額縁、額装マットを発注した。ゴールデンウィークに入ってしまうので、早めに準備をしないと手後れになるところだった。


夜、営業時間が終わりスタッフも帰り、一人でぽつんとソファで放心状態になった。思えば3月1日から、綿密に計画を立て一気に突き進もうとした矢先にあの地震があった。誰もがそうだったと思うけど、あの震災の映像を見て具合悪くならない人がいるのだろうか?この先、日本はどうなるのだろう?


でも、生きているだけで幸せ。生きてこれから何かをやろうと思ってもそれができなかった人達も大勢いるはず。生きるということをあらためて考えた。


頑張るとか一生懸命やるとか言う言葉は嫌いだ。そんなこと当たり前だからだ。生きていくということは大変なことなのだ。


僕にできることは、心地よさを提供すること。夜、照明を落としてたたずんでいるとこんなギャラリーも悪くないと思った。アートは、作家の手を離れれば、自宅でいろいろな照明の下で鑑賞することになる。今までにないギャラリーを展開できそうだ。


そんなことを考えながら、立ち止まってはいけないと自分を戒めた。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 23:24 | コメント (8)

美しく、輝く、輪。

VIGLOWA

この度は、東北地方太平洋沖地震により被災されたみなさま、
そのご家族の方々に対し心よりお見舞い申し上げます。
この時期にギャラリーを予定通りオープンするべきかどうか、ずいぶんと悩みました。
私たちが行動を自粛することは、ますます日本の経済を衰退させていくのではないか
という結論に達しました。


今、私たちにできること。それは、このギャラリーヴィグロワから元気を発信することです。
「VIGLOWA」とは、「美しく、輝く、輪」という意味の造語です。
みなさまと私たちのひとりひとりが、「美しく、輝く」という願いを込めて。

ギャラリー ヴィグロワ 代表 篠原 英智

●VIGLOWA=VI (美)+GLOW(輝く)+WA(輪)


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●参加アーティスト 植田 敏之 写真家/Shiroki 書道家/高崎 勉 写真家/長谷 良樹 写真家/藤原 康利 写真家/三浦 哲也 写真家/ムッシュ徳岡 写真家 (50音順)
※出品作品は、変更になる場合もあります。




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投稿者 hidetoshi shinohara : 00:03 | コメント (0)

こんな時期に...

VIGLOWA

4月14日(木)に予定通り、ギャラリーヴィグロワをオープンしようと思います。


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当社のホームページで告知した3日後に地震が起きた。当社のオフィスは4階にあり、大量のファイル、書籍が本棚から飛び出しぐちゃぐちゃになった。土日、テレビを見ながら復旧作業をしているうちに日本が悲惨なことになっていた。「この不況に追い打ちをかけるように何もこんなに壊滅状態にしなくても」と誰もが思っているに違いない。


僕がイメージする東北は、タルコフスキーの映画「ノスタルジア」の舞台になったイタリア中西部トスカーナ地方のように美しいところだ。僕は、この東北のどんよりした曇り空が好きだ。雨上がりの風景は、緑を青々と鮮やかに彩り喧騒もなく心が穏やかになる。人々は、屈託のない笑顔でとても温かい。どこか懐かしい日本の原風景という感じがする。そんな日本が誇れる美しい土地が一瞬にして壊滅した。映像を見ているだけで、自分が無力で悲しくなり具合が悪くなった。そう思っている人達がたくさんいるに違いない。一旦は、喪に服すという意味でギャラリーオープンを延期するべきか悩んだ。


でも、僕は決断しました。やります。有名人のように義援金を集めるという力もありません。偽善ぶって大人しくしているよりも自分が働いて収益を上げてそれが税金として徴収されることも日本を元気にすることにつながるのではないだろうか?日経平均株価の下落を見て、そう思った。こんな時期にノーテンキにアートがどうのこうのと言っている場合なのかと思ったけど、何もやらない怠惰よりも何かをやる努力をした方がよっぽどいい。VIGLOWAとは、VI(美)+GLOW(輝く)+WA(輪)、すなわち、「美しく輝く輪」という意味です。本来、この災害のために考えたネーミングではないけれど、みんなで輪になりかつてのように元気な日本になりたい。


DM用に制作したイメージビジュアルは、黄色の光を表現した。暗闇の中で一筋の光を見つけた希望をイメージしている。みんなで希望を持とう!



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投稿者 hidetoshi shinohara : 23:18 | コメント (4)