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ビクトリノックス発売

ブランドデザイン

明日、3月13日(土)から、銀座と表参道ヒルズのビクトリノックスのショップで、僕がデザインしたマルチツールナイフが発売される。


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その他の地域店では、期間限定で巡回販売される。雑誌NODEが企画した「ご当地コラボ」と題して、全国の地域をテーマにそれぞれのデザイナーがデザインするというもの。僕は、札幌をテーマにデザインした。仕上がってみると、また印象が違う。白と黒でシンプルなデザインを目指した。北国らしく、白を基調にトドマツがシルエットで天まで届きそうなイメージをグラフィック化した。空から降っている雪は、シルバーで印刷されている。


機会があったら、ぜひ、ショップでご覧ください。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 10:28 | コメント (0)

ビクトリノックス

ブランドデザイン

スイス製マルチツールのご当地コラボに参加した。
アートやデザインの専門誌NODE 9号に掲載されたのでお知らせします。


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今年の夏、出版社から「ビクトリノックス、ご当地コラボに参加しませんか?」と電話があった。ちょうど、今年は自分のルーツを模索していた年でもあった。なんと、タイミングがいいのだろう?僕は、ふたつ返事で承諾した。それから、夏に2回、秋に1回、北海道に帰省した。


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デザイナーとは、デザインの生みの親。その生みの親がどこで育って、何を感じてきたか?僕は、デザインが生まれてくるバックボーンはとても大切なことだと思っているのさ。海外のトップクリエイターや流行のデザインを真似してもそれは真似でしかないと思う。誰にも影響されないなどということはありえないのだけど、影響されるとしたら自分のフィルターを通さなければオリジナル性がでないのではないだろうか。そんなことを考えて、自分のルーツを見てまわった年だった。


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ご当地コラボというのは、マルチツールの表面にそれぞれの地域性をグラフィックデザインやイラストレーションで表現するという企画。北は北海道、南は九州まで日本全国のビクトリノックスのショップで来年2月頃、限定販売される予定。札幌では、ファクトリーにあるビクトリノックスのショップで販売される。


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きっと、みんなカラフルなデザインをアップしてくるのだろうなあ?と思った。だから、敢えて最北の地、雪国のイメージを生かして白を基調にしたかった。厳寒の雪景色は、あたり一面が真っ白になる。子供の頃、今みたいに暖冬ではなかったので、来る日も来る日も雪が降っているという印象がある。そんなことをイメージして、色を使いたい衝動を抑えた。


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NODEという雑誌、アートを社会と生活に関係性を持たせようという試みの新しい切り口の雑誌です。こちらもヨロシクッ!

アートと社会をつなぐビジネスカルチャーマガジン NODE [ノード]
http://www.node.ne.jp/

VICTORINOX JAPAN ビクトリノックス ジャパン
http://www.victorinox.co.jp/




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投稿者 hidetoshi shinohara : 22:35 | コメント (2)

ダマスク

ブランドデザイン

フィスバで、ダマスク柄のクッションとブラインドを見た。


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ダマスクとは、16世紀頃、十字軍がシリアの首都ダマスカスから持ち帰ったとされている。そこから、ダマスクのバラと呼ばれるようになり、ダマスクローズとも呼ばれている。特徴は、ダブル咲きのフォルムをしており、このクッションの柄にもよく表現されている。


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僕は、このクッションのダマスクのシンメトリーグラフィックの柄を見て、ヨガをイメージする。人体の中心線上にある7つの生命エネルギーの中心をチャクラという。この7つのエネルギーポイントは目で見ることはできないが、実際の身体を包むエネルギーによって形成された身体の7つの器官オーラ体というものらしい。

チャクラは、サンスクリット語で「車輪」という意味である。7つのチャクラは、知的で精神的なエネルギーと肉体的なエネルギーが文字通り車輪のように回転させることにより、サイキックな能力と芸術的な能力、魂の領域へとアンテナを発達させることができるらしい。

このダマスクの柄は、ヨガのモールチハ・プラーナヤーマという呼吸法のポーズにも見える。このポーズは、大地にしっかりと根付き頭上に太陽をイメージするという。

このダマスクの柄を見て精神的に落ち着くのは、体内にあるチャクラがフル回転する前の深呼吸をしているポーズに見えてならない。僕自身、このダマスクの柄を見て、チャクラのスイッチがオンになったようだ。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 00:00 | コメント (4)

ハチドリのお話

ブランドデザイン

フィスバのクッションには、
シルク地にクリスタルでハチドリが、埋め込まれていた。


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これは、フィスバとスワロフスキーのネオシャンデリアプロジェクトとのコラボレーション。製品化するにあたって、クリスタルを埋め込む技術にとても苦労されたようだ。ハチドリは、毎秒55回、最速で約80回位の高速ではばたいて、空中でホバリング飛行を行う際に「ブンブン」とハチのような羽音をたてることから、ハチドリと名付けられた。英語でハミングバードという。


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これは、何かの知らせなのだろうか?僕は、前日、インターネットのアマゾンで「ハチドリのひとしずく」という本を取り寄せたばかりだった。それは、南米アンデス地方の先住民に伝わるお話。



   森が燃えていました...

   森の生き物たちは、われ先にと逃げていきました。

   でも、クリキンディ(金の鳥)という名のハチドリだけは行ったり来たり、
   くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは、火の上に落としていきます。

   動物達がそれを見て「そんなことをしていったい何になるんだ」といって笑います。

   クリキンディは、こう答えました。
   「私は、私にできることをしているだけ」

   (光文社 『ハチドリのひとしずく』 監修/辻信一より抜粋)


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このお話から、多くのことを学ぶことができる。今、私にできること...フィスバは、生活の中にこのハチドリをさり気なく取り入れて、人々に「今、自分にできることは何でしょう?」と問いかけているような気がする。大袈裟なことでなくていい。身近なことで些細なことから。

僕にできることは、何だろう?
デザインで人々に「心地良さ」を感じてもらえるえることを目指して....



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投稿者 hidetoshi shinohara : 12:53 | コメント (8)

フィスバのクジャク

ブランドデザイン

新宿パークタワー7FリビングデザインセンターOZONEにあるフィスバへ、
ニューコレクションを見に行った。


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こういうデザインには、言葉はいらない。(と、言いつつ語っちゃうけど)スイス生まれなのに東洋的。日本の伝統文化よりも軽やかに、しかも、日常のカーテンとして使用しても重くない。僕は、そんなフィスバのデザインがとても好きだ。レストランでも、インテリアでもゴージャスという雰囲気のものはたくさんあるけれど、嫌みにならずに適度にさりげなく品格を主張する、高感度なアンテナの持ち主だけが理解できる、それがフィスバだ。


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今回、日本フィスバ株式会社、マーケティング部主任のIさんにお会いして、商品についていろいろお話を伺うことができた。また、そのお話の中から、デザイナーとしてもいろいろと学ぶべきことが多かった。フィスバは、モチーフ、テクスチュア、カラーの3拍子が揃った匠の技である。


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特にゴールドの使い方がとてもシックだ。ニューコレクションのクジャクをモチーフにしたカーテンは、ペイズリー柄の地に一点一点のクジャクが刺繍で織り込まれている。裏地を見せていただくとはみ出た刺繍の糸は、1モチーフごとにカットされているところが圧巻だ。こんな量産に向いていない作り方をして商品化してしまうところがすごい。


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当社でも「コストが合わない」「量産に向いていない」ということがよくあるけれど、フィスバの商品を見ていると、とても勇気づけられる。グラフィックデザインだって、まだまだ、負けてはいられない。

フィスバのデザインは、まだまだ続く...



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投稿者 hidetoshi shinohara : 18:50 | コメント (16)

大人のマゼンタ

ブランドデザイン

銀座アンリ・シャルパンティエは、とても不思議な空間だった。


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こんなマゼンタの使い方もあるのだと、関心してしまう。マゼンタは、どぎつい色なのでインテリアに使用する場合は、大変難しいと思う。そのどぎつさをブラックとアイボリーが調和させている。どぎつい色をうまく使いこなすには、ブラック、ホワイト、グレーの無彩色を配色すると、とても落ちついたコーディネートになる。アンリ・シャルパンティエは、どぎつさを非日常的な居心地良さへ導いてくれる。


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そもそもマゼンタは、マジェンタと言って、1859年に行われたイタリア独立戦争マジェンタの戦いから名付けられた。イタリアとフランスの連合軍がイタリアのマジェンタという地で戦勝した時、フランスの軍服が赤紫色だったので、その戦勝地に因んで、マジェンタと呼ぶようになったらしい。


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マゼンタという色は、印刷業界でCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)のうちのMで、4色の掛け合わせで表現される。Kは、専門書によるとクロだとか、BlackのBにするとBlueと混同するので、Blackの最後を取ってKにしたということが書いてあるけど、間違いである。元々、印刷は、スミ版と言ってクロのインクを基調にしていたので、それをKey Plateと言っていた。その頭文字を取ってKと呼んでいる。


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銀座のアンリ・シャルパンティエへ行った方は、階段の脇にある書架を押してみてください。ちょっとした仕掛けがあります。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 13:07 | コメント (12)

モルトンブラウン

ブランドデザイン

メンズコスメのリサーチのため、新丸ビルのQUOMISTへ。


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仕事やデートの前に立ち寄って、身だしなみのチェックをする男のピットストアということだ。ここでは、肌診断やネイルケアができるクイックサロンもある。僕は、ここでMOLTON BROWN/モルトンブラウンに出会った。


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秋の陽射しに、透明感たっぷり、レモン色に輝くデイリー フェイシャル ウォッシュ。オリーブの葉、レモン、パパイヤから抽出した独自の植物性酵素が、古くなった角質を優しく除去し、肌をなめらかに整えるそうだ。


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メタリックのカッパー色にゴールドの文字が映えるパッケージ、モイスチャライジング ボディバー。顔も体も洗える、クリーミーな泡立ちの石鹸である。ヤシ油、シアバター、アロエベラ配合。シトラス、レモン、パチョリなどのアロマで、さわやかな木の香りがする。


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アロマオイルとカッシアエキスを配合したカッシア エナジー スポーツ ボディスプレイ。レモン、ライム、ローズマリーの爽やかな香りで、スポーツ後の使用が良いということだ。カッシアエキスは、シナモンの一種で、洗浄効果や筋肉を和らげる働きで知られている。


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週末、原宿のヘアサロンBRIDGEへ。10数年来のお付き合いのDさんに「いつもの通り、UKで!」とオーダーする。Dさんとは、「今度、クラッシュのジョー・ストラマーの映画やるよね」と、ロックの話で盛り上がる。モルトンブラウンはイギリス製で、5つ星のホテルで置かれている。香りをつける習慣のない僕には、ボディスプレイは、ちょっときつい香りだ。でも、この香りからは、UKロッカー、ジョー・ストラマーをイメージする。

今度は、ブラックのライダースジャケットにオールバックで決めて、
モルトンブラウンの似合う男を目指そう!



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投稿者 hidetoshi shinohara : 22:24 | コメント (10)

心地よい配色に出会う

ブランドデザイン

水着の次は、カーテンのリサーチに出かけた。


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フィスバというショールームの商品であるカーテンを見ていると、日本にはないテキスタイルと色使いだった。そこの商談スペースにあったパープルのソファが、バックのイエローのカーテンと、とてもマッチングしていた。ブラックを基調にしたインテリアとパープルがとてもエレガントで、落ち着いた雰囲気だった。


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どうして、こんな配色ができるのだろう?ここは、新宿パークタワーにある、フィスバというスイスのブランド。この会社の本社は、スイスアルプスの山懐に抱かれるサンガレンという街にあるらしい。


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この土地は、澄んだ空気と清流に恵まれていて、古くから織物の理想郷として栄えてきた。その美しい街に本社を構えるフィスバは、190年に及ぶ歴史と伝統を誇る名門として知られているらしい。

僕は、この陳列されているカーテンの種類に圧倒された。どれをとっても素材と柄と色のオリジナル性がすばらしい。やはり、デザインとはその土地柄が反映されるものであるのだろうか?

そうだとしたら、僕たちは、もっともっと環境にこだわっていかなければならい。東京のゴミゴミしたノイズの多い環境で、このような澄み切った透明感のあるデザインが生まれてくるのかどうか疑問だ。

いや、当社がもっと環境を良くしてそのようなデザインを生み出していけばいいのだ。それが、心地よさをカタチにするということではないだろうか。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 02:23 | コメント (8)

ボージョレーヌーボー

ブランドデザイン

六本木ヒルズのレストランで、久々に友人と食事をした。仕事ばかりしていないで、「たまには出ておいでよ」と言われ、しぶしぶ六本木まで足を運ぶ。店内に案内される途中のカウンターに、なんと当社でラベルデザインを手掛けたキリン・シーグラム社のボジョーレーヌーボーが並んでいるではないか?


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数十案の中から、これに決まり何年も続いている。リニューアルしようにも消費者リサーチをかけると常にこのデザインがトップになるので変更できないとか?


デザインの考え方は、年に一度の解禁、お祭り、お祝い、赤ワインのシズルを華やかなイメージと高揚感を出すため、子供の頃、花火の風景をクレヨンで描いたことを思い出し、スタッフと一緒にスクラッチの試作を作ったのがきっかけだった。それをPhotoShopで加工し、さらに印刷で複雑な色指定をして、ゴールドの箔押しを施している。こうやって店内で光の反射を受けると華やかさがあって、きれいだけれど、なんだか、自分達で手掛けたものを世の中に出回っているのを見るとちょっと気恥ずかしい。


デザインするときは、もちろんこの写真のように並べられることを想定して考える。これをマスディスプレイ効果と僕は名付けている。パッケージなどは、一つの単体よりも店頭で積み上げられたときのビジュアル効果も考える。デザインは、世の中に出て多くの人の目に触れ、手に取ってもらうと思うと責任は重大だ。世に送り出す子を見守る心境なのである。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 14:10 | コメント (0)

地方のコーポレートブランド

ブランドデザイン

週末、仕事で米子へ行った。ある健康食品メーカーのC.I.を手がけることになったために2日間にかけてリサーチしてきた。初めて訪れた米子市の印象は、日本海と大山に囲まれた人口約15万人の都市。主な特産物は、鯖、紅ズワイガニ、岩ガキ、カレイなどの魚介や果物では20世紀梨が有名だそうだ。水木しげるでもゆかりの深いところ。


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夜は、会長、社長、社員の方とフレンチ風、創作料理レストランで御馳走になった。そこで食べた鯖や岩ガキのおいしいこと。ほっぺたがとろ〜りとろける味と、何とも言えない歯ごたえだった。

2日間に渡って、社員の方達のグループインタビューと、会長、社長、取引先の個別インタビューを行った。僕は、大手企業から、中小企業までいろいろお付き合いしてきたが、大手企業の社長とはお目にかかることはまずないが、中小企業の社長さんとは、必ずと言っていい程、我々クリエーターと自ら打ち合わせをしていただける。で、ほとんどの場合、僕の事務所へ何度も訪れる。僕も必ず、そこの企業を訪ねて、企業の隅々まで案内してもらう。

それが地方であろうと海外であろうと許される限り、現場を見て、聞いて、感じるというのが僕の仕事の流儀だ。そして、経営者の方達は退席していただいて、現場の声を聞く。多くの場合、経営者と現場の意見が食い違う場合が多い。そこの問題点こそが大事な要素となり解決の鍵となる。そのためにC.I.すなわちコーポレートアイデンティティーが必要なのだと思う。

C.I.とは、ロゴマークだけを変えることではない。企業スピリットだ。C.I.とは、しゃれたデザインのマークを作ることでない、企業のブランド資産を継承しつつ、未来に向かってより良い方向へ導いていく指針となるものである。都会的でかっこ良さだけが、全てではないのだ。

美にも地域性や土着性というものがある。日本には、世界に誇れる文化がある。地方には地方のアイデンティティーというものがある。そこのところをしっかりと忘れずにしていきたい。この企業は、年々売上が上がっていて、全国展開を行っている。次は、知名度を上げていくことを戦略的に考えているらしい。だからこそ、米子発信全国展開を目指してほしい。

写真は、朝4時半起きで羽田空港のスタバで眠気さましにコーヒーを飲んでいるところ。まだ、目が虚ろでぼーとしている。


地方ブランドのバッドチューニング。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 00:47 | コメント (2)