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孤高のロックンローラー

趣味の話

悲しい時、辛い時、楽しい時、幸せな時、いつもそばにいてくれるギター。仕事に夢中になって、その存在を忘れていた時期もあったけれど、たまにはこうしてケースから出してかき鳴らし、自分を奮い立たせる。


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昨年、101歳で亡くなった祖母にこの格好で会いに行った時、「なんだか、不良っぽい」と言ったのをそばにいた父が笑って黙って聞いていた。革ジャンにダメージ加工のジーンズが不良というのも笑えるけれど、教師だった祖母にはそう見えたのかもしれない。「スーツ着て、ネクタイ締めてたって、悪知恵働く悪いやつらなんかいっぱいいるんだ」と言ったものの、祖母は腑に落ちない顔をしていた。


壁に当たるときもあるんだ。自分に腹が立つ。突き詰めれば、突き詰める程、ここまでやってきたことを白紙に戻して一から作り直すこともある。趣味でやっているわけではないので、必ず納期とクオリティがつきまとう。


そして、自分自信が納得できているかどうか?クリエイティブの善し悪しは、自分が一番良く気づいている。だから、自分でダメ出しをしてやり直すしかない。上司がいて、やり直せと言われるわけでもないけれど。自分の心の中に上司がいるのかな。会社勤めして、誰かに管理されていた方が、楽かもしれない。


もしも、ロックギタリストになっていたとしたら、レコーディングでは何度も録り直すだろうなあ?それを考えたら、デザインだって、時間が許す限り何度でも作り直す。並じゃ嫌なんだ。そんな気持ちでやっていたって、100点満点のものはできたことがない。他人には見えないところまで、突き詰めて当たり前。一生懸命やった感じを出さないことが大事。


いつになったら、満足できるのだろう。その苦悩を緩和してくれるのがこのギター。いつもそばにいてくれてありがとう!気分は、孤高のロックンローラー!僕にとっての初心だ。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 17:38 | コメント (0)

スタジオで練習

趣味の話

親友S から「ベースを買って、1人でスタジオ予約したので、良かったら来ないか?」と連絡があった。


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いつものごとく、頭を机に打ち付け、打ち出の小槌のごとく湯水のようにアイデアが出てくることを期待したり、腕を組み天を見上げアイデアが降りてくるのを待っていたり、それでもダメなときは、シャーロックホームズのようにオフィス内を行ったり来たり、歩くと脳が刺激されるということを実践してみたり...一向にアイデアが舞い降りて来ない。こうなったら、最後の手段、左指を刺激すれば右脳が刺激されるということを思い出し、スタジオへの誘いに乗ることにした。


「1時間だけだよ。忙しいんだから」と言うと、Sは「別に来なくてもいいよ。ベースの試し弾きのために1人でやろうと思っていたんだから」そんな言い方されたら、行かないわけにはいかない。来なくてもいいと言われれば行きたくなるのが人情というものだ。


やっぱり、思う存分アンプの音を出せるってのはいいね。フェンダーツインリバーブがフェンダーテレキャスターカスタムのサウンドにマッチして枯れた音を出してくれた。


久々の演奏は、めちゃくちゃ下手だったけれど、Sが写真を撮ってくれた。スタジオで練習中の写真なんて初めて撮った。練習中は、記録に残しておくということが頭にないのかもしれない。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 18:47 | コメント (0)

Don't Look Back in Anger

趣味の話

気分転換にヘアサロンへ行った。muguetという青山にあるヘアサロン。ここのオーナーの土橋さんとは、20年位の付き合いになるだろうか?多くを伝えなくても僕の好みを理解してくれる。いつも微妙に変化を付けてくれるところもいい。ロックの話とか、ギターの話をして久々にリラックスできる。そこで話題に出たのが、オアシスのリアム・ギャラガーが近くにショップをオープンしたいう。いつも「今日は、どんな感じにしますか?」と聞かれたら「UKで...」「リアムのように...」たまに「ジョンレノン...」というキーワードを伝えるだけ。顔の作りや頭のカタチが違うのにカットには苦労しているに違いない。


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ショップのオープニングには本人が来日したというので、髪を切ったあと、さっそくリアム・ギャラガーのショップPRETTY GREENへ行ってきた。弟のリアムは、ボーカルもファッションもかっこいいんだけど、性格が悪い。兄のノエルにいつも喧嘩売っている。才能があれば、性格が悪くもいいのか?ノエルは、ちょっとミスタービーンに似ていないか?でも、人間性と曲作りでは、ノエルが好きかな?その中でも好きな曲が、Don't Look Back in Angerという曲。


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Slip inside the eye of your mind 君の心の中に滑り込めれば
Don't you know you might find きっと見つけることができるのに
A better place to play いまよりも良い場所が
You said that you'd never been 君はいう「そんなものはなかった」
But all the things that you've seen 目にするものはすべて
Will slowly fade away 時が経てば消えていくだけ


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目にするものはすべて、時が経てば消えていくだけ...
なんだか、祇園精舎の鐘の音。諸行無常の響きなり...みたい。


同じ状態でとどまることなんかないんだ。明日、どうなるかわからない。安定なんかない。この命がある限り、一歩一歩前進するのみ。そう肝に命じよう...



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投稿者 hidetoshi shinohara : 22:19

相棒

趣味の話

中2の時に始めた、ギター。この歳になってもまだ弾いている。あくまでも趣味として弾いているので、それほど上手くはないけれど。


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高校のとき、父に「将来の進路はどうするんだ?」と聞かれて、「ギタリストになる!」と言ったら、「馬鹿か!流しにでもなるつもりか!」と言われた。


ギタリストにはなれかったけれど、こうやってこの歳になっても弾いている。眺めているだけでも、美しい。楽器というのは、その日の体調によって、うまく弾けたり、嫌になってしまうくらいうまく弾けなかったり。特にアコースティックギターは、ごまかしがきかない。


ケースに仕舞う時は、弦を緩めないとネックが反ってしまうので、扱いが面倒だ。弾く時は、チューニングをしなければならない。それが結構、面倒である。チューニングが合っていないとやる気がでないので、そこはきちっとやらなければならない。儀式なんだろうね。


エレキギターと違い、弦が太くて硬いので久しぶりに弾くと、指が紫色になって痛い。指が硬くなってしまえば問題ないけれど、紫色のときに弦を押さえると痛くてたまらない。ギターとは痛い、楽器なのである。


ウォーミングアッップは、「禁じられた遊び」で指ならし。こうやって、ギターを抱えていると心が落ち着くのであった。20 May, 2013



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投稿者 hidetoshi shinohara : 22:39 | コメント (0)

ギター

趣味の話

正月、帰省したとき、実家に置いてあったギターを捨てるように父に言われた。年老いた両親は、息子達が家を出て行ってもう戻って来ないと諦めているのか、家の整理をし始めていた。


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父に2階の僕の部屋に置いてあったギターをゴミの日に出すので、地下の駐車場まで降ろしておいてほしいと言われた。


あれは、中学2年の夏休みだった。春に転校してきた僕は、都会から転校してきてふてぶてしく生意気そうに見えたのか、クラスの悪ぶっているやつらによく絡まれた。今でいうイジメというやつだったのかもしれない。当時、負けず嫌いの僕は、イジメられたという感覚はなかったけれど...。そんなとき、母が長期入院した。父は、新しい地域の業績を伸ばすために送り込まれたビジネス戦士。その頃、ほとんど会話など交わした記憶がない。


祖母は、母の病院へ付きっきり。僕と弟は、親戚の家に預けられた。3つ年上の従兄弟と机を並べて夜は勉強した。勉強に飽きると、従兄弟がギターを教えてくれた。禁じられた遊びのボロボロになった切れっ端の譜面があった。夢中で練習しているうちに病み付きになった。


久々に家に帰ったとき、祖母にギターをねだった。田舎では唯一の楽器屋へ行って、ヤマハの25,000円のギターを買ってもらった。祖母は言った。「あんた、本当にやれるのかい?途中で飽きてしまうじゃないのかい?」僕は、絶対に諦めないとその場で誓った。


うれしくてうれしくて、毎日に毎日練習した。クラスの悪ガキなんか相手にせず、休み時間になるとほかのクラスへ行って、ギター友達をたくさん作った。転校生は、過去の話には加われないけれど、音楽の話、未来の話であればいくらでもできた。音楽好きな仲間は、文学もアートも好きだった。学校から帰ってくると友達を呼び、ギターの練習をした。二人で裏山に登ってギターの練習もした。お互いに技術的に不足しているところは教え合った。そのうち、学校では、合唱部で何人かとギター伴奏をしたり、卒業間近のお別れ会ではギターを披露したり、バンドを組んで市民会館でコンサートを開いたり、お陰ですっかり勉強しなくなってしまったけれど、自分の殻に引き蘢ることもなくなった。


高校生になり将来のことを考える年頃になったとき、父に「大学はどこへ行くつもりか?」と聞かれて、「大学なんか行かない。ギタリストになる」と言ったら、「流しになるつもりか!」とめちゃくちゃ説教された。あれから、38年が経っただろうか?このギターともお別れだ。最後にこっそり夜中に写真を撮って、まじまじとこのギターを眺めた。ギターに付いた、ひとつひとつのキズやシミが、ひとつひとつの情景を思い出す。ありがとう、ギター。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 23:27 | コメント (6)

彼女のこと

趣味の話

これは、車の話ではなく手のかかる可愛い彼女の話である。僕が乗っている彼女は、アルファロメオGT V6/3.2である。30年以上も続いた、最後のアルファ純正エンジンだ。現行の159、ブレラはすでにアメリカ製のGMエンジンになってしまった。


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高速道路を気持ちよく走っていると必ずといっていいほど、ドイツ車のスポーツカーが追いかけてくる。その度に、もっとパワーがあり早い車に乗って見返してやりたいと思うのだ。でも、よくよく考えてみるとそんな挑発に乗せられる方がどうかと思う。日本男児たるもの、そんなことに動じなければいい。高速道路で走りに勝ったからといって、何になるのだともう1人の自分が、自分に言い聞かせる。


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この彼女は、すごくクセが強くて、乗る人を選ぶ。ここ十数年間は、左ハンドルのマニュアルシフト。立体駐車場では、左から降りることはできない。路上パーキングでは、2ドアの幅が長くてしかもガードレールにぶつかり、わずかな隙間から降りなければならない。エンジンが横置きのせいか回転半径が長く、Uターンをしようとすると一発で切り返しができない。パワステであるにも拘らず、タイヤが太いのでステアリングが重い。信号待ちで、青に変わりアクセルを踏むとあっと言う間に90km/hは出て、一発免停。お巡りさんは、「この車は、早いんだよね〜」と笑いながら切符を切る。


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銀座のど真ん中でボンネットから水蒸気が上がり、オーバーヒート。今時、ボンネットを開け、もうもうと白い煙が立ちこめている状態でレッカー車を待つ。まるで映画のワンシーンだ。数々の武勇伝をあげたらきりがない。老人の病気自慢のごとく、故障自慢では右に出る者はいないだろう。


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それでも、修理から戻ってきて、本当に治っているのかどうか、エンジンをかけてみると、ボロボロボローーーーと、何とも言えないV6エンジンサウンドがたまらないのだ。まるで、美人だけれど、わがままで手の付けられない彼女のような感じ。(そんな彼女とはお付き合いしたことはないけれど)自宅のガレージでは、乗らない日も毎日うっとりと眺める。


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なんて美しいボディラインなんだろう?ヒップアップされ、きゅっと締まった後ろ姿は、スタイルのいい美女の後ろ姿をいつまでも見ているような心境だ。しかも社名はロメオときたものだ。マークは、ヘビに十字架。こんな官能的な彼女は、ちょっといない。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 16:34 | コメント (0)

帰宅なう

趣味の話

今日は、後楽園ラクーアのジムへ行ってきた。


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3年前から始めたフィットネスジムでのトレーニング。以前は、一日おきに行っていたけど、今では安定してきたので週一回のペースをキープ。


土曜日の夕方くらいから始めて、約3時間くらいのトレーニング。最初はランニング20分。次にストレッチ20分やって、体が温まってきたところでベンチプレス。今ではやっと60キロを挙られるようになった。僕は腕力がなく大胸筋も弱かったけど、男らしく胸板がやや厚くなってきた。


最初始めたときは、トレーナーにバーだけを持たされて、心の中で『馬鹿にするな!』と思ったけど、そのバーが挙らなかった。たった20キロしかないのに。それから、徐々にウェイトを上げていき、今では60キロまで挙るようになった。


隣のおじさま方は、もっと大きい重りをつけて挙げているのを見せつけられると対抗したくなるけど、自分の目的に合ったトレーニング方法でよいことに途中で気がついた。僕は何もムキムキのマッチョになりたいわけではないのだ。スリムに引き締まったボディであればいい。細身のスーツをかっこよく着こなせればそれでいい。


フリーウェイトとマシンを交互にやりながら、最後は、また20分のランニング。これが習慣になって、体を鍛えることが楽しくなった。そして、ジムを出てラクーアから見える東京ドーム。自宅は歩いても20〜30分のところ。車だと、10分で着いてしまう。


夜空に浮かぶ、ドームが美しい。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 23:30 | コメント (2)

行き詰まったとき

趣味の話

仕事に行き詰まった時、ちょっと出掛けてくると言い残し、車で高走道路をかっ飛ばす。会社を飛び出すとドアの後から「社長、打合せ....」と聞こえているのだけれど、すでにエレベーターに乗り込んでしまっている。


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気が付くと、横浜まで来ていることがある。特に車好きというほどでもない。車、命みたいなのはあまり好きじゃない。なぜかって、メカに頼るのはあまりインテリジェンスな感じがしないのだ。もっと、文学的に、そして情緒的に車のことを語りたい。と言っても車が嫌いなわけでもない。その割には、ホイールはスピードラインだ、タイヤはピレリだ、などとうるさいけれど。


どっちなんだ?好きだ。そう、好きだ。この雰囲気。スペックではなく、この情感が好き。ドアを開け、ボムッという音とともにシートに身を沈める。体を包み込むようなタイトなレザーシート。やっと、1人の空間になって安堵する。


ひと呼吸を置いて、エンジンをかける。車体がちょっと身震いする。ギアをローに入れ、重いステアリングを回しながら発信する。ハンドルは、10時10分の位置に握る。大型車に乗っている人で傲慢に片手をハンドルのてっぺんに手首をひっかけて体を斜めにして運転している人がいるけれど、あれはかっこ悪い。


車は応接室じゃないんだ。リラックスして運転するものではない。一歩間違えば、凶器にだってなるんだから、緊張感を持って運転しなければならない。僕は、ずっとマニュアルしか乗って来なかったから、3つペダルがあって忙しい。操作しているという感じがする。空いている高速を走ると、エンジン音が雄叫びをあげて、音楽なんか聞こえない。BOSEのスピーカーなんか、意味ないじゃないか!


今日は、母の誕生日。だから、スタッフを振り切ってでも1人になりたかった。北海道の母に車の中からハンズフリーに切り換え電話する。「元気?誕生日おめでとう!」なんだか、ちょっと照れくさい。それだけ言って、「忙しいから切るよ」別に忙しくもないのに...運転中じゃないか?


横浜に着くと、港の見えるオープンカフェで、お気に入りのウォーターマンの万年筆とノートを出してアイデアを書き出す。さっきまで、行き詰まっていたのはなんだったんだろうと思う位、すらすらと書き出すのだった。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 15:52 | コメント (0)

撮影会

趣味の話

モデルを連れて、ロケへ行った。モデルは、一年前に買い替えた僕の車だ。アルファロメオGT伝統のV6エンジン3.2Lだ。フォトグラファーの五木田さんが、僕の車を撮影させてほしいというので、千葉の山奥で撮影をしてきた。


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いろいろな角度から、眺めているとベルトーネのデザインは美しい。なぜ、こういう発想ができるのかいつも不思議に思う。後ろ姿など、日本の自動車メーカーにはマネできない。いや、こういう車が世に出てから、日本車はちょっとマネをする。


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バックスタイルはまるで琳派の空間表現のようだ。両サイドにテールランプをおいもきり端に寄せ、真ん中にエンブレム以外何もなく、すこーーーんと抜けがある。本当は、こういう間の取り方は、日本のお家芸なんだけどなあ。きゅっと、ヒップアップされていて、思わずなで回したくなってしまう。大きくもなく、小さくもないボディサイズは、ほど良いタイトさだ。


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デザインだけではない、30年以上も続いているアルファ伝統のV6エンジンがこの車種で最後になる。次のモデル、159とブレラを試乗してみたけれど、中味はアメリカ製のGMエンジン。なんだか、ウィーーーンとモーターみたいなエンジン音だった。


この最後のV6エンジン、ディーラーに問い合わせたら、ボディカラーが赤なら在庫があるという。黒のボディで赤のレザーシートが手に入るのであれば、すぐに買うと言ったら、本国イタリアに問い合わせてくれた。赤のレザーシートは、オーダーで半年待ちだと言われたけれど、何年でも待つからそれを取り寄せてくれと、すぐに注文した。アルファ155V6に乗っているのだから、別に急いでいるわけでもない。この車は、車を買うというよりもエンジンを買うという感覚。


普段、あまり車に乗らないから別になくてもいい。ちょっと贅沢な工芸品見たいなものかな?これって、「うちの子って、可愛いんだよね」と言っている愛犬自慢みたいなものかな?この後のGTは、全て右ハンドルの2.0LGMエンジンになってしまった。間に合ってよかった。30 June, 2007



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投稿者 hidetoshi shinohara : 22:12 | コメント (0)

フロストモンスター

趣味の話

スキーシーズンがやってきた。
昨年から、再開したスキーを週末になると朝4時起きで車を走らせる。
朝に弱いはずの僕は、なぜかスキーとロケはムクッと起きることができる。


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前回、琳派をテーマにしたので、今回も引き続き真っ白な雪景色の中に琳派を見出そうとしたが、う〜ん、どうしたものか?本当に暖冬なのだ。先週は吹雪いていて、真っ白な雪景色だったのに、あまりの寒さに素手でシャッターを押す勇気がなかったことを後悔しているのだ。やはり、感動のある絵を作るには楽はないということだ。

そんなことを後悔しながら一人リフトに乗り、うなだれていると足元に針葉樹林の葉っぱに霜がかかっているではないか?これは、美しい。

慌ててホテルに戻り、コンパクトデジカメを持ち、デジタル一眼レフを襷がけに再度リフトに乗った。朝7時、太陽が昇り始めて、うっすらと葉っぱに降りた霜が解け始めるのでシャッターチャンスは数分。しかも、リフトは動いていて、下を向いて脇を締め、命がけでシャッターを切る。何カット撮ってもぶれる。猛スピードで滑り降り、またシャッターを切るという繰り返し。

この木は、オオシラビソという針葉樹で、積雪の多い日本海側の八甲田山に多くエゾマツに似ていることから、アオモリトドマツとも言われている。東北の雪深い景色で真っ白に覆われてしまうので、その姿をスノーモンスターと呼ばれている。

この木の特徴は、木の下の方には葉っぱがないので上から見ないとこのような写真は撮れないので貴重な体験をしたかもしれない。暖冬の苗場では、スノーモンスターに成りきれない、ちょっとキュートなフロストモンスターというところか。これを琳派と言えるものなのかどうか?


雪の少ない雪景色のバッドチューニング。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 20:07 | コメント (12)

苗場のジャイアントスラロームコース

趣味の話

20代後半から、本格的に始めたスキーを今でも毎年続けている。仕事が忙しくて、会社設立後何年かは、黒字になるまでスキーを断つことにした。黒字になるのに4年かかった。


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7〜8年が経って、がむしゃらに働いたせいか体にガタがきていた。少し、気分転換にスキーでも再開しようと思い、道具を買いそろえた。車もスタッドレスに交換して、金曜日の夜に苗場プリンスホテルに電話する。「一人なんだけれど、部屋空いている?」ツインの部屋をいつも独り占めなので、ちょっと割高だけれど、高い部屋は必ず前日にキャンセルが出て、予約することができる。


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土曜日の朝5時起きで、関越道をかっ飛ばす。そのためにスタッドレスでも高速走行に適しているピレリのタイヤを履いている。ディラーからは、「この車でスキーへ行くんですか?」とびっくりされるけれど、どんなスポーツカーだって、雪道を走れない車などあるはずがない。


スキー場へ着くと、チェックインまで荷物をロッカーに入れ、早朝リフト始発から、数本足慣らしに滑る。体が温まってきたら、このジャイアントスラロームコースのコブ斜面を攻略に行く。午前中の気温が低い時間帯は、雪質がいい。気温が上がると雪質が悪くなる。


この写真で見ると急斜面に見えないけれど、ここに立つと一瞬尻込みする。ひと呼吸をおいて、このS字カーブのコブ斜面をプリンスホテルまで、一気に滑り降りるのだ。このひとときだけは、仕事のことも嫌なことも全て無心になって、コブ斜面攻略だけに集中している。


ナイターまで、思う存分滑るとホテルのフレンチレストランで1人でディナーだ。周りを見ると、1人でレストランに来ている人は、めったに見かけない。テーブルの上にキャンドルが灯され、そこで読書しながら食事をするのが至福のひとときなのである。明日は、またあの斜面を攻略する。20 July, 2007



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投稿者 hidetoshi shinohara : 14:41 | コメント (0)