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デンマークからRikke Darling

2012年8月

いよいよ、9月5日(水)からRikke Darling 企画展 Northern Lightが開催する。


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ギャラリーをオープンして、1年半が経つ。今までにないギャラリーを目指して、もっと暮らしにアートを身近にできないものかと考えて手探りの状態で始めた。
日本人は、アートというものを何か特別なものだと考えていないだろうか?作家集めをしていて、インテリアに合うアートを目指したいと思ったが「インテリアとは何事だ!」という作家が多いことに驚いた。英語でinteriorとは、日本語で室内装飾品という意味であり、室内の装飾やそれに付随する照明、装飾家具を表す。また、インテリアは装飾品、什器そのものより、それによって飾られた室内空間という概念が強い語である。アートは、その室内空間を飾るものではいのではないだろうか?


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Rikke Darlingとの出会いは、face bookだった。日本だけに留まらず、世界のアーチストを検索していたら、日本では見たこともないアートを見つけた。しかも、食器、家具、楽器、自転車までにペインティングして遊び心があり、キャンバスからはみ出て壁にまで延長して描かれている。これこそ、僕が求めているインテリアに合うアートだった。


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かといって、Rikke Darlingの絵は壁紙のように軽いものではなく、時代性、メッセージ性がある。北欧の荒涼とした大地に神が大空に光の波を与えてくれたようだ。ビッグバンにより地球が誕生したとき、生物の最小単位である微生物、ミトコンドリアが海底の中で光を求めてうごめいているようにも見える。氷河期の恐竜達は、大きな身体故にその寒さから自らの命を守ることができなかった。微生物は、日中太陽に照らされて溶けた氷の水滴に潜り込んで、地層の割れ目に潜り込みマグマの近くまで辿り着いて暖を取った。氷河期が終わり地表には恐竜達が絶滅したところへ、地割れの隙間を這い上がり光を求めて地表へ辿り着いたのである。Rikke Darlingの絵を見ていると、この微生物達のように光を求めなんとか生き延びようとする生命の逞しさを感じるのである。生物の最小単位のようにどん欲にしたたかに生きて行く力強さを思い出すべきだと思う。人間とは、光という名の希望を求める生き物なのである。


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投稿者 hidetoshi shinohara : 01:33