<< 2015年8月             1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31          

松の葉ずれ

2011年8月

今年の夏に帰省したとき、実家の松の剪定を手伝おうかと思ったら、庭師に頼んだらしい。40代まで何ひとつ親孝行をしてこなかったので、50代になって駆け込み親孝行である。そのひとつに実家の松の剪定と草むしりだ。


20110831_01.jpg


3年前から松の剪定を手伝っていたのだが、当初、コツがつかめず切り過ぎてしまった。夏など、まともに帰省したことがなかったから、実家のことなんか何も考えていなかった。何十年もの間、両親はこの庭を丁寧に育てあげてきたことに気がついた。僕は帰省しても庭の松を鑑賞するという、心のゆとりがなかったのかもしれない。


ここで少し、ペースダウンしてゆっくりと周りを見渡すということも発見があるものだ。松のバランスは奥が深い。デザイナー魂がむくっと起き上がった。あれから、いろいろなお宅の庭を拝見しては、心の中で「勝った!」「負けた!」などと意気揚々となったり、意気消沈したりと、自分でもなんと心の中は多忙なものかと思った。


う〜ん、それにしても庭師の仕事は流石だ。なんともいえない絶妙のバランスとはこのことか。右に倒れかかっている重心を左の細かい枝群が引っぱり上げている。レイアウトの法則と一緒だ。ここ、札幌、澄川の実家は、天気が良ければこの松の向こうに藻岩山が見える。


都会の喧騒から離れたひとときは、松の声に包まれ心を無にしてくる。滞在中、最後の日、晴れ男の僕には珍しく曇って風が吹いていた。風に吹かれ、松の葉ずれが奏でる音を慈しむ心を思い出せてくれた。そんな夏であった。



★みなさんからのコメントをお待ちしております。

投稿者 hidetoshi shinohara : 23:07 | コメント (0)

満月の夜

2011年8月

今年の帰省は長かった。5日間も札幌に滞在したことになる。そろそろ親孝行をしておかなくては手遅れになりそうなので、ここ2〜3年はいつもより長く滞在した。


20110819_01.jpg


お陰で都会の喧騒が嘘のようにシャットアウトでき、集中して考え事ができた。何か迷っているとき、出口が見つからないとき、きっと目指すべき方向が見えてくると信じて考え続ける。簡単には答えはでないけれど諦めなければ必ず道は開ける。


大切なことは、1.生き甲斐を見つけること。2.その情熱の灯火を燃やし続けること。3.計画を立てること。4.実行に移すこと。5.信頼できる仲間と協力し合うこと。


こんなことをノートに書き留めながら、実家の2階の窓を開けると満月だった。何か、希望の光が見えたようだった。まるで、「美しく、輝く、輪」という名のVIGLOWAのように...


やるべきリストよりもやらないべきリストを作り、目標に向かって集中力を高めなければならない。夢想しているだけでは、何も始まらない。それを行動に移して初めて実になる。

満月に照らされて、そんなことを自分に言い聞かせた夏であった。

それにしても東京の夏は暑い。



★みなさんからのコメントをお待ちしております。

投稿者 hidetoshi shinohara : 01:18 | コメント (0)

塗装

2011年8月

エレベーターホールのサインをVIGLOWAに変更するため、パネルを外しペンキを塗ってみた。これが意外と大変だということに気付き、どんどん泥沼にはまっていく。やってもやっても悪循環。まさに負のスパイラルだ。


20110809_01.jpg


最初は、壁塗り用のペンキをローラーで塗ってみた。なんと一晩経ったらひびわれしているではないか?しかもスポンジのざらつきがそのまま表面に残ってしまった。それから、電動サンダーで表面滑らかにし、アクリル水性の塗料で刷毛で再度挑戦。今度は、刷毛のムラがでこぼこだ。

また、電動サンダーで研磨する。やりすぎて、摩擦で塗料が溶けたのか、一部細かい穴が数点空いた。上からジェッソで塗る。ダメダア〜。ますます、ムラムラだ。マイクロなんとかという刷毛はムラにならないと書いてあったから、買ってきて再度挑戦してみたけれど、ムラになるじゃないか?

また、電動サンダーで研磨。今度は、スプレーで吹き付ける。地のムラが消えない。

何事も楽はないということだ。スポンジのローラーで安易に塗ってしまったのが間違いだった。地道にこつこつと額に汗して、丁寧にやらなければ感動的に仕上げにはならない。

全てに共通する、大切なことを学んだ気がする。これも試練だと思い、再度研磨したらまた塗り直す。



★みなさんからのコメントをお待ちしております。

投稿者 hidetoshi shinohara : 13:55 | コメント (4)