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雪融けの窓

2010年1月

今年の札幌は年末から年始にかけて、悪天候が続いた。


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晴れ男の僕は、行くところ全てが晴れになる。まるで、モーゼの十戒のようにぱぁ〜と雲が割れ、その隙間から陽射しが漏て瞬く間に晴天になる。


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子供の頃、ある真冬の晴れた日の情景を思い出す。猛吹雪かと思ったら、あっという間に晴れて太陽が燦々と白い雪を融かす。窓の下は、氷柱が融けて「ぽちゃ〜ん、ぽちゃ〜ん」と一定のリズムを刻む。家の中から、屋根から滴り降りてくる水滴をず〜っと眺めていたものだ。何かに取り憑かれたように...


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そんな思い出をもう一度体験したくて、車を走らせた。それなのに暖冬の北国は、氷柱がない。ちょっと天気が良くなるとすぐに屋根の雪が滑り落ちてしまうのだ。一体どこまで走ったのだろう?そのうち、だんだん曇ってきた。外へ出てシャッターを切ると凍てつくように寒い。


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日本海沿いを走り、どこだかわからないけど適当に内陸部へ入ってみた。きっと、辺り一面、牧場なのだろう?遠くの方に民家があるだけ。そこの納屋でやっと貴重な氷柱を見つけた。
本当は、氷柱を見上げた時、陽射しが逆光で氷を透かしてきらきら輝いてくれるといいのだけど。それは、次回の課題にしよう。ああ、氷柱!



★みなさんからのコメントをお待ちしております。

投稿者 hidetoshi shinohara : 21:40 | コメント (6)

2010年スタート

2010年1月

みなさま、新年明けましておめでとうございます。
寒いけど温かい、北国の冬景色をお届けします。


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北国に住んでいる方には当たり前の風景も、こうやってファインダーで切り取ると暖かみのある風景に見えるものです。僕がデザインをするとき根底に流れているものは、子供の頃、近所にあったレンガ作りのサイロなのかもしれない。真冬の白い世界とレンガ作りの家。北国の夜は早い。寒さに震えながらコートの雪を落とし家の中に入ると、黒いスティール製の薪ストーブの小窓から赤い炎が灯っている。台所から、料理の湯気が漂ってくる。


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冬になると家には雪が被いかぶさり、白銀の寒さの中にも風情があった。リビングには、薪ストーブが煙突でつながって、たしかペチカというレンガ作りの暖炉があった。秋にはどこの家も撒きストーブに焼べる薪割りをする光景が目に浮かぶ。三角屋根には、レンガの煙突があって、本当にサンタクロースがそこから入ってくると信じていたくらいだ。


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これからもこの温もりをデザインに生かしていきたい。
今年も宜しくお願い致します。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 22:13 | コメント (6)