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ゴールデン

2009年2月

たまたま、ロケ場所を探していて新宿ゴールデン街に辿り着いた。


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テーマはレトロ。なぜ、今、レトロなのか?何もかもが新しくなっていく大東京。表参道ヒルズも六本木ヒルズもミッドタウンもいいけれど、僕にとってはどれも一度行けば、もうときめかない。


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でも、この新宿ゴールデン街は通りを歩いているだけで違う。この壁の汚れ、配管のごみごみした感じ。コンクリートの亀裂。ポスターを剥がし痕跡。まるで、キャンバスに描かれた前衛芸術を見ているようだ。


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しかも、夜になるとネオンが、まさしくゴールデンに光り輝く。心もゴールデンになっていく。今どき、ゴールデンという響きも新鮮だ。


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特に懐古趣味があるわけではないけれど、なぜ、レトロがこんなに心に響くのだろう?それは、今より人々が親密で同じ価値観を共有しているため、お互いの理解が容易で相互扶助の考え方があったからと言われている。


現代の社会でそのような心の温もりを忘れ去られたことに憂いて、人々は今とは違う古き良き時代を求めるのではないだろうか?そういえば、昔懐かしい人に出会うと心の拠り所になるよね。


若ければいいというわけではない。僕たちの年代だって、老いぼれても心の中はゴールデンなのだ!!



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投稿者 hidetoshi shinohara : 22:10 | コメント (12)

心の中

2009年2月

スタッフが苦しんでいる時は、僕は手を差し伸べる。


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だけど、どんなに手を差し伸べても、一緒に這い上がって来てくれなければ助けることはできない。それには、健全な思考が大切なんだよ。正直で誠実で仲間を信用できる寛容さが必要だと思う。ネガティブな思考を持つと全てが疑いの目で見るようになるんだ。


自分が何かに躓いたり、仕事がうまくいかない時に、自分のことをたか〜い棚に上げて他人の所為にしたりしていないか?まずは、他人を責める前に自分の心を清らかにすることだよ。


苦しいこと、悲しいこと、幸せなことは全て自分の心の中からくるということを忘れないように。健全な思考は外見も美しくする。美しい者は、周囲も明るく幸せにする。そんな人が作ったデザインは、見る人に心地良さを与えると、僕は信じている。


僕が10年位前に出会った言葉をプレゼントしよう。僕は、悩み苦しみ、もがいていた時、この言葉によって自分を変えることができた。成功とは必ず代償がつきものなんだ。成功体験がないという人は、可もなく不可もなく生きてきた人。苦しんでいるということは、成長したいという証拠だ。今からでも遅くない、何かに悩んで苦しんでいるのなら、嘘だと思ってこのことを実践してみてごらん!


  Whatever you give will find countless ways back to you.
  Wisdom has two parts:
  1. having a lot of to say, and
  2. not saying it.


今朝は、自分を戒め、いつもより1時間早く出社した。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 12:00 | コメント (8)

ONE DAY

2009年2月

ある日、僕は自分のことを見つめ直してみた。


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自分の顔を見て、遠い過去のことを思い出す。大人のつもりが全然大人ではなかった10代。何か自分を表現したくて、ギターを弾いたり、絵を描いたり、文章を書いたり...そのころは、どれも中途半端。誰かに発表するわけでもなく、一人悶々としていた。


そして、そのまま大人になった。アイデアに行き詰まるとギターを弾き、文章を書く。画家になるほど絵がうまくはなかったけど、それを生かしてグラフィックデザインの道に進むことができた。好きなことをやって生活が成り立つのだから幸せかもしれない。


僕の10代は、こんな感じ...陰気くさい。目つきが悪い。(乱視で目が悪かった)積極性がない。なんの取り柄もない。人を話すとき目を見て話さない。無気力。目立たない。冴えない。運動神経が鈍く鈍臭い。もじもじする。


こんなことを思い出すと自己嫌悪に陥るけど、この30年間でそれを克服してきたつもり。自分でキャッチフレーズをつけるとこんな感じかな。「時代を駆け抜けていく男」「ミスターデザイン」「デザインスーパースター」そうやって、自分を奮い立たせてきた。


誰よりも熱い男のはずが、こんな情けない過去があった。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 15:36 | コメント (8)

負のスパイラル

2009年2月

何をやってもダメな時ってないだろうか?


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若いスタッフを見ていると、気の毒になるくらい何をやってもダメな時ってあるよね。これを僕は負のスパイラルと呼んでいる。ダメな時はダメなのさ!そんな時は、この螺旋階段のように一番下まで降りてみるといい。もうこれ以上、降りるところなんかないから。一番下に降りて上を見上げてごらん。きっと希望が沸いてくるよ。


今度は階段を1段1段踏みしめて登っていけばいいんだよ。一気に最上階へ登りつめることはできないかもしれないけれど、1段は確実に登ることができる。1段登ることができたら、次の日に2段目に片足をのせればいい。そう、次は片足に重心をかけてもう片方の足を3段目にのせればいい。成長とは、1段1段登っていくことなんだ。今、負のスパイラルに陥っているのは、目の前の1段を大切にしていないから全てが空回りしているんだよ。


自分の成長のスピードがあまりにも遅くて不安になるかもしれないけど、焦ることなんかない。誰もがそうだったんだ。偉そうにしている先輩達も巨匠といわれている人達もみ〜んな最初は新人だったんだ。苦しい時、それを思い出せばきっと気持ちが楽になるよ。


暗闇の中で出口が見える時というのは、ある日突然やってくるものなんだ。
それには、毎日の1段を大切にすることが絶対条件だけどね。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 13:45 | コメント (4)

レンガ作りのレストラン

2009年2月

古い写真を整理していたらこんなのが出てきた。


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これは、今から30年前、札幌へ帰省したときの写真。絵を描くためのスナップ用に一眼レフカメラを買った。気がついたら、暗室道具が全部揃っていた。


中野のボロアパートで、夏はエアコンもなく部屋の中は40℃近くになった。その中で現像液は20℃に保たなくてはならなく、現像バッドに氷とアイスノンを入れてパンツ一枚で汗だくになり現像した。


写真のことは何もわからなかったけど、シャッターを切ると写るというだけで喜んでいた時期。帰省の度にひとりでカメラを持って歩き回った。これは一体どこだったのか思い出せない。


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札幌のすすきのか狸小路をどこか東の方へ歩いて行ったような気がする。この風景好きだなあ。ジョン・レノンのロックン・ロールというアルバムジャケットみたいで。ここでジョンのように革ジャンを着て立ってみたい。


誰か教えて!そこの同級生!同級生という響きにどんなにか憧れたことか。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 20:50 | コメント (10)