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夢と希望

2008年9月

夢と希望をヴィジュアルで表現してみた。


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ウソです。本当は、プレゼン用に加工するために撮影した写真です。でも、これを見ていると夢と希望が湧いてくる。ちょっと臭い言葉だけど、本当です。


これは、キャンドルスタンド。毎晩遅くまで働いているスタッフ達と、夜食を食べる時にキャンドルを灯す。仕事を離れて、年齢を超えて、立場を超えて、性別を超えて、いろいろなことを語り合う時間が、実は楽しい。それは、みんな、どんなに忙しくても愚痴をこぼさず明るく元気だからだ。


そして、みんなで力を合わせて、ヴィジュアルを作り上げていく作業はとてもスリリングだ。僕自身、考えていなかったことを、当社スタッフはヴィジュアルをこねくり回して発展させてくれる。その時は、僕はうまくいくことを願って静観している。まるで、陸上競技の400mリレーのように。


同じゴールを目指して、次の走者にバトンを渡す、そんな気分だ。勝つか負けるかわからない。でも、チームの力を信じて突き進む。その信頼関係を築くには、普段から人間関係を築いていないとできることではない。


アメリカの哲学者、ジョン・デューイの民主主義論にこんな言葉がある。


   人種、性別、信条の違いを超えて、
   対話ができるようになること。
   民主主義こそが、人々に繁栄をもたらすこと。
   どんなことでも少数の人ではなりにくいもの。
   多くの人が助け合ってこそ成功する。
   人の利益を己の利益とし、
   人の損を自分の損だとする。
   そして、互いを信用すること。
   そうすれば、必ず繁栄の日がやってくる。


苦境に立たされたら、この言葉を思い出そう!必ず、道は開ける。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 00:59 | コメント (8)

点・線・面

2008年9月

プレゼンの準備中、エモーショナルな映像とはどんなものか、当社スタッフと議論した。


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これは、あくまでもケーススタディであるが、カンデンスキーの「点・線・面」の法則に従って、まずは、「点」を感じさせる光を撮影。ただの固い点ではエモーショナルではない。ブレがあったりボケがあったり、心の情感に触れるものでなければならない。しかも、シャープ過ぎず、ノイズを感じさせるくらいの方がいい。


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次にその「点」を縦に動かし、「点」から「線」を表現してみた。エモーショナルであるためには、シャープな「線」は避けた。点滅しているイルミネーションを縦にブレさせると、柔らかくて情感たっぷりの「線」が出来上がった。僕は、スタッフと一緒に感動のあまり、二人ではしゃぎまくった。まだまだ、こんなもので感動していてはいけない。もっと高度なところで感情を突き動かさなければ。なぜなら、僕たちはプロであるから...


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その次のテーマは、「面」。イルミネーションが束になっている「点」の集合を動かし「線」を作り上げていく。その「線」を」さらに大きなうねりを感じさせることで、「面」が生まれた。この光の「線」が、束になってシンフォニーを奏でる。優雅に、しかも大胆に、時にはスピード感たっぷりに。


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グラフィックデザインの多くは、コンセプトを必要とする。それは、ファインアートのコンセプトと違い、多くの人を説得しなければならないからだ。でも、心の奥底にある魂を揺さぶる映像は、理屈を抜きにしたところにある。時には、こんなエモーショナルグラフィクもいいものだ。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 17:40 | コメント (6)

朽ちていくモノ

2008年9月

鉄さびを観察するために山へ行った。


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鉄は錆びていく程、味が出る。ピカピカのモノでなければいけない時もあれば、錆びやペンキの剥がれがとてもいい味をだすこともある。僕はどちらかというと、新しいモノ好きだった。でも、全部がピカピカだと落ち着かなくなってくる。


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完璧なモノよりもどこか儚さや脆さを感じるモノの方が、愛おしくなってくるのかもしれない。


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レディの鉄は言った。「なぜ、ピカピカでなくてはいけないの?」
ダンディな鉄は、それに応える。「それは、鉄のように逞しいモノは、未来を見て輝いていなければならないからだ」
レディは言った。「でも、使い古されて朽ちていくモノには、物語があるわ」


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僕は、男なのだろうか?女なのだろうか?気持ちは男である。と、思う。「えーーー!自信ないのかよ、おまえ!」と言われそうだが、最近、正直言ってよくわからない。一般的な男性よりもきれいなモノに反応するらしく、よく「女性的ですね」と女性に言われる。う〜ん、武士の精神のはずなんだが。


大きくて逞しくて、権力の象徴みたいなモノより、きれいなモノ、儚いモノ、物語性を感じるモノに魅力を感じる。チューニングはちょっとずれているくらいの方が魅力的だ。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 17:01 | コメント (8)