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フィスバのクジャク

2007年11月20日

新宿パークタワー7FリビングデザインセンターOZONEにあるフィスバへ、
ニューコレクションを見に行った。


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こういうデザインには、言葉はいらない。(と、言いつつ語っちゃうけど)スイス生まれなのに東洋的。日本の伝統文化よりも軽やかに、しかも、日常のカーテンとして使用しても重くない。僕は、そんなフィスバのデザインがとても好きだ。レストランでも、インテリアでもゴージャスという雰囲気のものはたくさんあるけれど、嫌みにならずに適度にさりげなく品格を主張する、高感度なアンテナの持ち主だけが理解できる、それがフィスバだ。


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今回、日本フィスバ株式会社、マーケティング部主任のIさんにお会いして、商品についていろいろお話を伺うことができた。また、そのお話の中から、デザイナーとしてもいろいろと学ぶべきことが多かった。フィスバは、モチーフ、テクスチュア、カラーの3拍子が揃った匠の技である。


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特にゴールドの使い方がとてもシックだ。ニューコレクションのクジャクをモチーフにしたカーテンは、ペイズリー柄の地に一点一点のクジャクが刺繍で織り込まれている。裏地を見せていただくとはみ出た刺繍の糸は、1モチーフごとにカットされているところが圧巻だ。こんな量産に向いていない作り方をして商品化してしまうところがすごい。


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当社でも「コストが合わない」「量産に向いていない」ということがよくあるけれど、フィスバの商品を見ていると、とても勇気づけられる。グラフィックデザインだって、まだまだ、負けてはいられない。

フィスバのデザインは、まだまだ続く...



投稿者 hidetoshi shinohara : 18:50 | コメント (16)

comment(16)

インテリアへの関心は高まる一方、
ファブリックの力はまだまだ知られていないのではないでしょうか。
部屋の印象を素早く変えてくれる布一枚の魅力をもっとPRしたいものですね。

私もフィスバのファンですので、新宿のショールームには何度も行きました。
本当に微妙で美しいカラーリングと洒落たパターン、
こだわり抜いた加工と素材感の虜になります。
みなさんも一度、ショールームをのぞいてみてはいかがですか。

投稿者:Gina :2007年11月20日 20:56


へぇぇ(●д●)
名前すら初めて聞きました。
フィスバ。
覚えておこ~っと♪

投稿者:しおりん :2007年11月20日 23:33


>Ginaさま

へ〜、Ginaさんもフィスバのファンなんですか〜?
この良さが、分かっている人がいてうれしいですね。
そう、布一枚で部屋の印象が変わるのですよ。
しかも部屋の照明によって、いろいろな表情を出しますよね。
ほんと、微妙な色が沢山あって、選ぶのに迷ってしまいますね。

投稿者:hide★ :2007年11月20日 23:52


>しおりんさま

フィスバ、スイスです。
8月9日のブログでも紹介しましたので、
良かったら覗いてみてください。
色使いが独特です。
こういうの見ちゃうと日本のデザインはまだまだですね。

投稿者:hide★ :2007年11月20日 23:57


ゴールドもなんですが、ブルーのつかい方がキレイですね。
カットジャカードは糸抜けなどのトラブルが多い
素材なのです・・・ただコレきっと糸抜けしない織りだと思います。
見事ですねぇ。
コレを使える家に住んでみたいものです(笑)

投稿者:Rei :2007年11月21日 00:30


>Reiさま

ゴールドにブルーという発想がすごいですよね。
このライトブルーが東洋的です。
でも、日本や中国で作ると、なぜか洗練さがないですね。
織りは、しっかりとしていますよ。
ひとつひとつが丁寧に作られていました。

投稿者:hide★ :2007年11月21日 00:40


こんなデザインのカーテン、初めて見ました~!
デザインの事はよく分かりませんが、確かにスイスというよりは和というか、中国っぽい感じがします。(単純に、孔雀の刺繍のせいかもしれませんが…。)
とても品のある感じなので、自分の家にはそぐわないですが、ホテルとかにあったらさぞ、素敵なんでしょうね☆

投稿者:香明 :2007年11月21日 07:52


>香明さま

デザインは、中国の影響か、日本の影響か分かりませんが、
日本の花鳥風月の影響を受けているような気がします。
実物を見ると、それほど派手さはなく、落ち着いた感じですよ。
とても上品です。

投稿者:hide★ :2007年11月21日 09:06


ヨーロッパの人達は、東洋の美術に刺激を受けてとても上手に取り入れてくれますよね〜。
そもそも色彩感覚というのは、眼球の網膜の違いのせいと聞いたことあるんですが、根本的に違うみたいと、なかばあきらめ気味な色の道、ほんと常日頃苦労してます。
ちょいと行って勉強さしてもらおうかしら?
ほんと、ただただ忙しくばっかりしても成長しませんよね。
良いモノを見て歩かなくっちゃ〜
この孔雀、実物見てみたいです。

投稿者:uench :2007年11月21日 22:01


>uenchさま

眼球の網膜の違いはあるかもしれないですけど、
オストワルドのカラーシステムは万国共通のはずです。
昔、色彩学の本に書いてありましたけど、
あるデザイナーが盲目になり、奥さんの手助けもあって、
オストワルドのカラーシステムを頭でイメージして、
ナンバーで色したそうです。
見えていなくてもデザインはできるのですよね。
今なら、OZONEでこの孔雀をみることができます。
日本人だから、無理というよりも良いものを見て刺激を受けると
世界が広がると思いますけどね。

投稿者:hide★ :2007年11月22日 00:12


インテリアファブリックやラグはヨーロッパ各国の
ものは本当に素晴らしい。
テキスタイルはもとより、素材バリエーションもすごい。
さすが本場ですなぁ〜。
こういうカーテンを日本ではどのようにインテリアに
取り入れるか、コーディネーターの腕が試される所。
もしインテリアもヨーロピアンスタイルなら
当たり前すぎてつまらないものね!

投稿者:fumipan :2007年11月22日 15:50


>fumipanさま

フィスバのバリエーションは、色も素材も柄も豊富です。
やはり、コーディネーターに頼らなければならないのでしょうか?
ショールームで、商品を見るとどれもすばらしいけれど、
自分のライフスタイルとインテリアにどのようにマッチさせるか、
一般の人には難しいですね。
だから、全部ヨーロピアンで揃えてしまうということになるのかも。
ここは、日本人らしく和の中にフィスバのような感覚をもってきたいですね。
スイスの方達に「日本人もやるじゃないか」というくらいになりたいものです。

投稿者:hide★ :2007年11月22日 16:05


良いですね。
日本にも高い技術を持っている所はありますが…
良い物も沢山あるのですが、日の目に当たらない。
頑張ってる作家も結構いる様ですが…
日本の場合、産業として捨てられているので発展しづらい。
繊維関係長いんで、海外の物を見るたび悲しい気分が…
魂の入った物づくり…頑張る作り手が増えてくれれば…
根の張った物が出来てくるのですが。
何だか愚痴っぽいな、ごめん

投稿者:アンエロ :2007年11月24日 15:33


>アンエロさま

よ〜く、分かります。
つまり、経営トップの理解がない限り、
ブランドは確立できないということです。
どんなに良いものを作る力があったても経営トップが、
利益だけを追求していると中途半端になってしまうのですよね。
どちらの事情も分かるのですが、
フィスバはそれを両立させている素晴らしい企業だと思います。

投稿者:hide★ :2007年11月24日 17:57


紋様とデザインの歴史は、
紋様の方が古いですよね。
民族固有のものも多いですし。

紋様になった瞬間、物と同化する。
そして、絵柄ではなくインテリアになってゆく。

紋様はどん欲ですね。デザインよりも。

投稿者:N.Kojima :2007年11月26日 00:32


>N.Kojimaさま

食器や衣類などの機能的な道具にいつのまにか人々は、
文様を入れて機能性を超えたものを楽しむようになったようですね。
カーテンも窓の遮蔽を目的にしたものなのに、
いつのまにか、そこに文様を取り入れるようになったのですね。
文様が先か、デザインが先か?
とても深いですね。

投稿者:hide★ :2007年11月26日 00:53