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ハチドリのお話

2007年11月

フィスバのクッションには、
シルク地にクリスタルでハチドリが、埋め込まれていた。


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これは、フィスバとスワロフスキーのネオシャンデリアプロジェクトとのコラボレーション。製品化するにあたって、クリスタルを埋め込む技術にとても苦労されたようだ。ハチドリは、毎秒55回、最速で約80回位の高速ではばたいて、空中でホバリング飛行を行う際に「ブンブン」とハチのような羽音をたてることから、ハチドリと名付けられた。英語でハミングバードという。


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これは、何かの知らせなのだろうか?僕は、前日、インターネットのアマゾンで「ハチドリのひとしずく」という本を取り寄せたばかりだった。それは、南米アンデス地方の先住民に伝わるお話。



   森が燃えていました...

   森の生き物たちは、われ先にと逃げていきました。

   でも、クリキンディ(金の鳥)という名のハチドリだけは行ったり来たり、
   くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは、火の上に落としていきます。

   動物達がそれを見て「そんなことをしていったい何になるんだ」といって笑います。

   クリキンディは、こう答えました。
   「私は、私にできることをしているだけ」

   (光文社 『ハチドリのひとしずく』 監修/辻信一より抜粋)


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このお話から、多くのことを学ぶことができる。今、私にできること...フィスバは、生活の中にこのハチドリをさり気なく取り入れて、人々に「今、自分にできることは何でしょう?」と問いかけているような気がする。大袈裟なことでなくていい。身近なことで些細なことから。

僕にできることは、何だろう?
デザインで人々に「心地良さ」を感じてもらえるえることを目指して....



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投稿者 hidetoshi shinohara : 12:53 | コメント (8)

フィスバのクジャク

2007年11月

新宿パークタワー7FリビングデザインセンターOZONEにあるフィスバへ、
ニューコレクションを見に行った。


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こういうデザインには、言葉はいらない。(と、言いつつ語っちゃうけど)スイス生まれなのに東洋的。日本の伝統文化よりも軽やかに、しかも、日常のカーテンとして使用しても重くない。僕は、そんなフィスバのデザインがとても好きだ。レストランでも、インテリアでもゴージャスという雰囲気のものはたくさんあるけれど、嫌みにならずに適度にさりげなく品格を主張する、高感度なアンテナの持ち主だけが理解できる、それがフィスバだ。


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今回、日本フィスバ株式会社、マーケティング部主任のIさんにお会いして、商品についていろいろお話を伺うことができた。また、そのお話の中から、デザイナーとしてもいろいろと学ぶべきことが多かった。フィスバは、モチーフ、テクスチュア、カラーの3拍子が揃った匠の技である。


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特にゴールドの使い方がとてもシックだ。ニューコレクションのクジャクをモチーフにしたカーテンは、ペイズリー柄の地に一点一点のクジャクが刺繍で織り込まれている。裏地を見せていただくとはみ出た刺繍の糸は、1モチーフごとにカットされているところが圧巻だ。こんな量産に向いていない作り方をして商品化してしまうところがすごい。


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当社でも「コストが合わない」「量産に向いていない」ということがよくあるけれど、フィスバの商品を見ていると、とても勇気づけられる。グラフィックデザインだって、まだまだ、負けてはいられない。

フィスバのデザインは、まだまだ続く...



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投稿者 hidetoshi shinohara : 18:50 | コメント (16)

東京駅のドールハウス

2007年11月

プレゼンの帰り、東京駅の構内を通過した。


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そこで、見つけたイオン化粧品のブランドワールドディスプレイ。ドールハウスで化粧品の世界がディスプレイされていた。細部にわたり、よくできているんだな、これが!


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もともと、ドールハウスは19世紀ヨーロッパの中流階級の市民層で、女の子に与えられた玩具である。大人達の静かな生活を妨げないために、屋根裏部屋にあてがわれた子供部屋でおとなしく遊ばせておくものだったらしい。


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1924年、イギリスのメアリー女王に贈られたドールハウスが1/12縮尺だったことから、このサイズが標準とされている。このイオンのディスプレイは、スケールは定かではない。



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最後の写真の鏡には、東京駅構内を行き交う人々と、カメラを構えている僕の姿が映っている。そういえば、子供の頃、隣の直子ちゃんと紙でできているドールハウスで一緒に遊んでいた僕は、急に怪獣になり切って踏みつぶしたことがある。(懺悔)

あの頃、ドールハウスを見ても何も感動がなかったなあ〜。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 13:10 | コメント (12)