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大人のマゼンタ

2007年10月22日

銀座アンリ・シャルパンティエは、とても不思議な空間だった。


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こんなマゼンタの使い方もあるのだと、関心してしまう。マゼンタは、どぎつい色なのでインテリアに使用する場合は、大変難しいと思う。そのどぎつさをブラックとアイボリーが調和させている。どぎつい色をうまく使いこなすには、ブラック、ホワイト、グレーの無彩色を配色すると、とても落ちついたコーディネートになる。アンリ・シャルパンティエは、どぎつさを非日常的な居心地良さへ導いてくれる。


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そもそもマゼンタは、マジェンタと言って、1859年に行われたイタリア独立戦争マジェンタの戦いから名付けられた。イタリアとフランスの連合軍がイタリアのマジェンタという地で戦勝した時、フランスの軍服が赤紫色だったので、その戦勝地に因んで、マジェンタと呼ぶようになったらしい。


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マゼンタという色は、印刷業界でCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)のうちのMで、4色の掛け合わせで表現される。Kは、専門書によるとクロだとか、BlackのBにするとBlueと混同するので、Blackの最後を取ってKにしたということが書いてあるけど、間違いである。元々、印刷は、スミ版と言ってクロのインクを基調にしていたので、それをKey Plateと言っていた。その頭文字を取ってKと呼んでいる。


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銀座のアンリ・シャルパンティエへ行った方は、階段の脇にある書架を押してみてください。ちょっとした仕掛けがあります。



投稿者 hidetoshi shinohara : 13:07 | コメント (12)

comment(12)

ここが見たかった〜!
こうやって写真であらためてマゼンダを浴びると
このお店のVIは、とても上品で良くまとまっていますよね!

先日、緑と黄色でシックにまとめて欲しいと言うので
渋めのカラー提案をしたら、もっと明るくと言われました。。。

モノトーンやアースカラーを組み合わせると
暗い色は嫌いだと...。

先方の考える「緑と黄色でシック」とはいったい...?

投稿者:fumipan :2007年10月22日 16:33


>fumipanさま

緑と黄色でシックとは、必然的に渋めのトーンになってしまいますよね。
その先方さん、言葉の意味が分かっていらっしゃらないようです。

そのオーダーだと、僕も同じことをやってしまいそうです。
言葉より、ビジュアルサンプルで見ていただいて、
イメージを確認していかないと、すれ違いがおこりますよね。

僕だったら、その段階をビジュアルロールシャッハと言って、
まずは、相手のシックと言う言葉が、本当にシックなのかどうかを
ビジュアルサンプルで確認します。

そのお方、ビビットとかブライトのことをシックだと思っているのでは?

投稿者:hide★ :2007年10月22日 16:50


大人な空間ですね
合わせ色がモノトーンだけでなく、ブラウンが緊張をほぐしてソフトな印象にしてるんですね。
美しいだけではリラックスできる空間は生まれませんものね〜
ふむふむ・・
ここに行くときは、色合わせなくっちゃですね♪

投稿者:uench :2007年10月22日 19:02


>uenchさま

ブラウンに見えるのは、照明のせいだと思います。
ほぼ、ブラッックですね。
モダンな色使いとオーセンティックなフォルムとでもいうのでしょうか?
ブラックのスーツにマゼンタのドレスシャツなんて、
同化してしまいますけどね。

投稿者:hide★ :2007年10月22日 19:27


アンリシャルパンティエ・・・最近は混んでいてゆっくり出来ないですね。
ここの空間ってとてもアンニュイな気分になるのです。
世界がモーブに見えるというか・・・ため息がでるというか・・・
まるでビターチョコとフランボワーズのような関係。
ウルウルと濡れた瞳とルージュのような関係。

投稿者:Rei :2007年10月22日 22:58


>Reiさま

さすが、Reiさん!
この空間を的確な言葉で表現してくれました。
うん、うん、そんな感じ!
そう、ビターでフランボワーズなのです。
ここにいると、ほんと、ため息がでます。
できれば、あまり知られたくない、
隠れ家であってほしいですね。

投稿者:hide★ :2007年10月22日 23:41


おひさしぶりです。
きれいですねー。
ルイス バラガンのバラガン邸を彷彿とさせる光源と空間の使い方ですね。
光でサチュレーションしたマゼンダがショッキングピンクになり、使いにくい色ををここまでエレガントに空間に統一させるとは…
うまいですねー。

投稿者:tomohiro ishioka :2007年10月23日 00:05


>tomohiro ishiokaさま

ルイスバラガン邸、日本ではNHKの世界遺産で観ました。
メキシコの太陽が、光と影を作り出し、
大胆な色使いも心地良さへと変えてしまいましたよね。
この大胆なショッキングピンクの色使いも
上品に仕上がっています。
イギリスには、こんな建築物は
沢山ありそうですね。

投稿者:hide★ :2007年10月23日 00:47


こんなに、シックにピンク使うのは
なかなかないですね〜
すばらしい。

そして、撮り方上手い。

投稿者:N.Kojima :2007年10月24日 14:30


>N.Kojimaさま

ピンクという色は、とても使い方が難しいですよね。
僕は、このようなビビットなピンクをあまり使ったことがありません。
だからこそ、新鮮に見えたのかもしれないです。
上品に仕上がった、良いお手本だと思います。
これが、競合には真似のできない独自性なのでしょうね。
最終的には、経営者の方の決断が、独自性を生み出すのでしょうか?
写真、お褒めいただき、光栄です。

投稿者:hide★ :2007年10月24日 15:28


前回のベイクド・アラスカで、アンリ・シャルパンティエへ行くぞ~!と意気込んでいましたが、
さすが銀座店は敷居が高そうです。。。
予約ナシの飛び込みでも入れるのかしら?!
誰か、常連の大人の人に連れて行ってもらわないと、入れなそうなイメージですね~。

しかし水場まで、ピンク!ピンク!ピンク!!!
ビビットな色なのに、上品な感じがするのは
すごいです。。。

レストランに書架があるなんてステキですよね~。おうちに招かれたみたいな感じがします!

そして、お茶の合間に私は、書架の仕掛けを探しに探検しに行くのです!!
ワクワクのドキドキですっ!!!

投稿者:香明 :2007年10月26日 06:16


>香明さま

予約なしでも入れますよ。
特にドレスコードもないけど、
おしゃれしていきたくなるお店ですね。

レストランというより、カフェなので、
気楽に入れると思います。

書架の向こうには、未知なる世界が....

投稿者:hide★ :2007年10月26日 10:12