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太陽と風

2007年8月

リサーチ途中、Nとカフェ風海の家へと足を運んだ。


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海の家もずいぶんと様変わりしたものだ。海の家といえば、畳部屋で卓袱台があり、汚いシャワールームをイメージしていたが、カフェ風でバーまでついている海の家を見つけた。


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サーフボードが、看板になっており、夜はボサノバライブ演奏をやるらしい。二人とも暑さでふらふらになっていたので、窓際の席に座り冷たいドリンクを飲んだ。僕は、窓を大きく開け放ち、顔面いっぱいに風を浴びた。


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目の前には、大きくてキラキラ輝く海が広がる。まぶしい太陽と爽やかな潮風が、心を解放してくれる。風ほど、実体がなくつかみどころのないものはない。そこには、現実社会を遠目で見ている自分がいる。


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英語でblows with the windとは、風に吹かれる人、日和見主義者を意味する。窓越しに海辺で波に戯れる人々を傍観している自分がそこにいた。けっして、日和見主義者にはなりたいと思わないが、ここのキラキラ輝く太陽と風を浴びていると、不思議な魔力に取り憑かれた脱力感があるものだ。


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しばらく、脱力感と風に身を任せていたが、『いけない、いけない』と、もう一人の僕が、自分の頬に往復ビンタで目覚めさせる。議論を避け、困難を避け、物事の形勢を伺うなんて人間には、なりたくないものだ。さあ、東京へ帰って、レポートを纏めよう!



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投稿者 hidetoshi shinohara : 13:40 | コメント (10)

さざ波

2007年8月

アカウントプランナーのNと水着のリサーチのため、湘南へ行った。


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僕にとっては、10数年振りの海であった。もう、海なんか行くとこともないと思っていた。海水浴客になじむために、僕は前日、慌てて買って来たビ−チサンダルを履き、水着に着替えた。Nに「なにもTシャツまで脱がなくても....」『あっ、そうだ。海水浴へ来たわけではないのだった....』


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そのくらい、燦々と太陽が照り注ぐ海は、僕の心を解放してくれる。Nはリゾート風のファッションで、脇には取材用ノートを抱えている。僕は、水着姿に一眼レフカメラにコンパクトデジカメを持ち歩き、いかにも怪しい男女であった。しばらく、ウォーミングアップのため、砂浜を海岸へ向かって歩き、波打際へと足を運ぶ。


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波打際まで行くと、波が押し寄せ、足下を海水で浸す。ビーチサンダルを履いているにも関わらず、海水で濡れてしまうことに罪悪感を感じて、飛び退ける。それでも、次から次へと押し寄せる小さな波。子供のように飛び跳ねては、また波打際へ近づいていく。満ちては引いていく波と波がぶつかり合い、小さな水飛沫をあげ、小競り合いが起きているようにも見える。


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仕事でも、こんなことが起きるよなあ。『本音で語りましょう』と言われ、良かれと思って発言すると、ぎくしゃくしてくるということが....大人の世界は、対等などということはありえないのだ。それを勘違いすると、このさざ波のように必ず、小競り合いが起きてしまう。カーネギーの本に書いてあったっけ....『議論に勝つ事は、議論を避けること』


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ゲリラリサーチを行う前に、波を見つめてそんなことを感じたのでした。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 20:55 | コメント (4)

心地よい配色に出会う

2007年8月

水着の次は、カーテンのリサーチに出かけた。


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フィスバというショールームの商品であるカーテンを見ていると、日本にはないテキスタイルと色使いだった。そこの商談スペースにあったパープルのソファが、バックのイエローのカーテンと、とてもマッチングしていた。ブラックを基調にしたインテリアとパープルがとてもエレガントで、落ち着いた雰囲気だった。


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どうして、こんな配色ができるのだろう?ここは、新宿パークタワーにある、フィスバというスイスのブランド。この会社の本社は、スイスアルプスの山懐に抱かれるサンガレンという街にあるらしい。


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この土地は、澄んだ空気と清流に恵まれていて、古くから織物の理想郷として栄えてきた。その美しい街に本社を構えるフィスバは、190年に及ぶ歴史と伝統を誇る名門として知られているらしい。

僕は、この陳列されているカーテンの種類に圧倒された。どれをとっても素材と柄と色のオリジナル性がすばらしい。やはり、デザインとはその土地柄が反映されるものであるのだろうか?

そうだとしたら、僕たちは、もっともっと環境にこだわっていかなければならい。東京のゴミゴミしたノイズの多い環境で、このような澄み切った透明感のあるデザインが生まれてくるのかどうか疑問だ。

いや、当社がもっと環境を良くしてそのようなデザインを生み出していけばいいのだ。それが、心地よさをカタチにするということではないだろうか。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 02:23 | コメント (8)

乙女心を知る

2007年8月

僕と当社アカウントプランナーのナンシーは、水着のリサーチへ出かけた。
ワケあって、IWからナンシーへ変更。


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僕は、常々、広告やグラフィックデザインというものは、クリエイターの感性ということだけで表現してはいけないと思っている。つまり、「売りにつながる、グッドデザイン」を作り出すべきであって、それは、消費者を代弁するものでなくてはならないからだ。


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それが、コンシューマーインサイトと言われているものである。消費者の本音を見つけ出す事が、表現のカギとなる。今回は、売り場を見て、マーチャンダイジングの視点から、商品を分析してみた。


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会社では、いろいろ女性誌を見ながら、トレンドを押さえたつもりだったが、ナンシーから、「篠原さんも乙女心を理解しなくてはね!」なんて言われてしまったものだから、フィールドへ出ることにした。


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まず、売り場の一番手前には、ボーダーとドットが目立つ。ナンシーにいろいろ乙女心を説明される。女の子は、小さなアクセサリーに反応する、とか。上下を敢えて、ボーダーとドットのミスマッチにする、とか。腰や胸の谷間にリボンやアクセサリーがついていたりとか...


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「篠原さんだったら、どれがいいですか?」「おれは、ブラックかな〜!」「ロッカーの篠原さんとしてではなくて、乙女として意見を聞いているんですっ!」「あっ、そうか!だったら、ダークブラウンとか、ちょっと煌めきのあるカッパーとかがいいな!ブルーのグラデーションもいいいな!」というより、女性客ばかりで落ち着かなくて、冷静に判断できないのである。


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もしも、僕が女性だったら、どれが自分に似合うのかが客観的に判断できないかな...と思っているうちに、なんとなく課題が見えてきた。女性のみなさん、水着について、いろいろ意見をお聞かせください。

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投稿者 hidetoshi shinohara : 23:03 | コメント (8)