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編笠山、ふたたび

2007年7月

週末、元同僚のYと編笠山へ行った。


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きっかけは、前回、編笠山登頂後、僕と別の元同僚の誕生祝いを兼ねて、お祝いをしてもらったときのこと。誕生祝いは、単なる口実で『みんな久々に会おうよ!』ということだった。


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僕は、登山のことを熱く語った。凝り出すと誰も止められなくなる性格なので、「今度は、一人でも行く!」と意気込んでいたところ、みんなは、「山は、危険だから、一人で行かない方がいい」と言う。


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今回は、晴れていた。山の大先輩から教わった通り、ちょっと山登りの先輩になった僕は、後輩よりも一定の距離を置き、後ろの気配を感じながら登った。後日、山の大先輩から『落石などの事故を防ぐために、後続者と少し距離を取った方が良い』と教わった。


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Yは、登りながら、僕に聞いた。「なぜ、山に登ろうと思ったの?」「う〜ん、なぜだろう?」咄嗟に答えがでなかった。Yはすかさず、「そこに山があるからさっ!」と冗談っぽく言った。『なるほど、深い!』と僕は、心の中で納得した。


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都会のかっこ良さに飽き飽きしてきたのかもしれない。人工的なかっこ良さが、薄っぺらく見えてきたのだ。それと山の大先輩の出会いが、大きかったのかもしれない。数年前から、僕は、人生の岐路に立たされていた。『このままでいいのか?』

そんなことを自問自答しているうちに、僕は、あえて仕事を縮小し、やらなければならないことに着手した。とても苦しい時期だけど、山の大先輩という人物と出会って、勇気と元気をもらったのかもしれない。山を登っていると『やるべきことを一歩一歩、足を踏み出していかなければならないのだ』と実感する。


『人生に楽なんか、ないのだ!』と自分に言い聞かせて...



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投稿者 hidetoshi shinohara : 15:41 | コメント (12)

ヒーローとスター

2007年7月

プレゼンの帰り道で、ヒーローに会った。


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「やあ、ウルトラマンじゃないか?」と僕は、言った。「シュワッチ!!」と元気のよい、お返事だった。「せっかくだから、ヒーローとスターで、写真を撮ろうよ」と、僕はヒーローを誘った。彼は快く、「シュワッチ!!!!」と応えた。

スターって、誰かって?それは、僕の事です。自称、デザインスーパースター。でも、僕はちょっと、このヒーローを尊敬しているんだ。だって、きっちりと3分で仕事を片付けるところなんか、プロなんだよね。さっさと仕事を片付けると、両手のホコリを払いのけ、天を仰ぎ、「シュワッチ!」と言ってM78星雲へ帰っていく。

途中、M76星雲のフィットネスジムへ寄り、ベンチプレスでバーベルを挙げる。地球のファン達には、この大胸筋が売りだからね。そして、家に帰ってひとっぷろ、浴びるのさ!

ウルちゃんは、偉いなーー!僕は、つい最近までワーカホリックだったからね。『欲しがりません、勝つまでは!』の精神で、働かないことが、悪だと思っていた。最近は、ちょっと違う。がむしゃらやればいい、というものでもない。

仕事とプライベートをいかに両立させるか、ということが大事なんだ。それが、仕事にもプライベートにも生かされ、フィードバックされていく。昔の仕事仲間のみなさん、もう、深夜に電話かけてきても僕は、いないよ。

つまり、デザインスーパースターは、プライベートも充実していて、内面から輝いていなければならないということ。な〜んて、『ま〜だ?早くシャッター切ってよ』と同行しているIWに照れくさそうにぼやいた。


デザインスーパースターのバッドチューニング。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 01:10 | コメント (12)

原宿OLD & NEW

2007年7月

P.P.さんの写真展を観に原宿へ行った。


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久々の原宿だった。最後に会社勤めをしていた時は、原宿へ通勤していた。会社は、ラフォーレの斜向いで、バーゲンシーズンになると、窓際だった僕の席までバーゲンの賑わいが聞こえてきたものだった。今回の写真展会場は、ラフォーレとは反対側にある、明治通り沿いの小さなカフェ。この辺は嘗ての遊び場である。最近、すっかり都会の喧噪から遠ざかってしまった僕は、ちょっと懐かしさに原宿探索をしてみることにした。


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その中でも、ずっと変わらぬものがあった。昔からあるけど、まったく変わっていないボロンテール。ゆっくりとコーヒーでも飲んで行きたかったけど、次の打合わせのため、会社へ戻らなければならず、次回の楽しみに残しておくことにした。


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でも、こういう景観はなぜか、落ち着く。古くて、朽ちかけたもの、ペンキが剥げかかったもの、錆び付いたもの、人工的なデザインでは味わえない趣き。
その対局にある、近代的な建造物とカラフルなウィンドーディスプレー、古い建物をそのまま生かしたショップが混在する原宿は、とてもグラフィカルだった。


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唯一、残念なのが同潤会アパートである。いつかは、原宿へ戻ってきて、同潤会アパートにオフィスを構えることが夢だったのに。あそこが、表参道ヒルズに変わってしまったのは、とても残念だ。


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ほんとは、同潤会アパートを独立直後、オフィス候補に入れていたのだけど、東京大空襲時の戦死者霊がうようよしていると聞いて、当時、深夜まで働くワーカホリックだった僕は、それが怖くて断念したのだった。


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久々に探索した、原宿のバッドチューニング。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 22:39 | コメント (20)

オレ、カエル!

2007年7月

週末、知人のフォトグラファーとフォトセッションのため、
千葉の山奥へ籠った。


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足下を見ると、新緑の中の枯れ草にまぎれて、カエルがじっと息をひそめていた。僕は、撮影そっちのけで腰を屈め、カエルと向き合った。夏だというのに所々に枯葉が落ちていて、カエルはその枯葉色にすっかりと溶け込んでいた。


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カエル:この人間、オレのことカエルだって気付いているのかな?
人間:気付いているさ!(僕は、心の中でつぶやいた)
カエル:げげげっ!マジ〜!オレ、完璧に枯葉だよ。
僕は、いつの間にかカエルと対話をしていた。


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カエル:人間って、たいへんだよなあ〜!会社で目立てば、叩かれるしさあ。
人間:そうなんだよ。今度、入社したIWは、前職の上司から、「言われたことだけをやっていればいい」とか、四大出ているから生意気だ」とか言われていたらしい。


カエル;オレみたいにこうやって、自然に同化すればいいのさ。みんな知らないかもしれないけど、オレ、害虫食べて、森のお掃除して、みんなの役に立っているのよ。オレ達を邪魔者にしたら、害虫が増えて、生態系が狂ってしまうからね。


人間:へ〜、偉いんだね。不気味な姿しているから、悪いやつかと思ったよ。
カエル:そりゃ〜、ないぜ!人間は、すぐ、自分が一番だと思っているからね。
人間:ごめん、ごめん!人間代表して、謝るよ。


カエル:そもそも、最近の人間社会は乱れているよ。「今の若いやつは...」っていうけど、大人が、そういう世の中を作ったんじゃないの?
人間:若い人達は、立派だよ。ウチのスタッフなんか、みんな20代だけど、僕があの年代の頃は、もっとダメ人間だったからね。
カエル:旦那、そりゃ〜、感謝しなきゃ!


そう言い残して、ピョ〜ン、ピョ〜ンと跳ねて、森の奥へ消えて行った。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 02:22 | コメント (10)