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雨上がりの緑

2007年5月

金曜日は、雨だった。
普段、じっくりと見る事もない桜の木に生えた苔が美しかった。


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苔とは、生物学的にはセンタイ類と言うらしい。漢字で書くとセンは「鮮」、タイは「苔」と書くようだ。だから、雨上がりの苔は鮮やかなのだろうか?

この苔は日本の国歌の「君が代」にも登場する。
君が代は 千代に八千代に さざれ石の いわおとなりて こけのむすまで

これを現代語に訳すと以下の通り。
君が代は、千年も八千年も、細石が大きな岩になってそれにさらに苔が生えるほどまで、長く長くずっと続きますように。
※いわお=巌=高く突き出た大きな石

ところで、「君が代」とは誰のことか?この歌詞の出典は、「古今和歌集」とも言われており、「わが君は」と表記されているらしい。「わが君は」=「君が代」の「君」である。この解釈はいろいろあるらしく、「わたしの恋しいあなた」と恋人のことを想う解釈と、君主を意味する「私の旦那様は」か「わが大君は」と議論が分かれるところらしい。

「君が代」の法制化問題で、反発もあったけど、作者が、「わたしの恋しいあなた」という意味で「古今和歌集」を描いたとしたら、とても美しくロマンチックな詩なのに...そして、雨上がりの苔もとても美しく感じた。


雨上がりに見た、苔のバッドチューニング。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 00:14 | コメント (16)

黄色い軍団

2007年5月

午後3時頃、目の前を黄色い軍団が駆け抜けていった。


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そうだ、ピカピカの一年生の季節なんだ。鮮やかな黄色いランドセルのカバーが、あちこちらに湧き出ていた。彼らは、とにかく走る。カメラを向けてみるが、とにかく右に左に前へ全速力、急停止、いきなりUターン。ピントが合わない。僕も一緒に走る。きっと、端からは、変な大人に見えているに違いない。


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よく見ると、この軍団は、4人の男の子と1人のマドンナを取り囲んで構成されている。マドンナの気を引こうとして、全速力で群れからはずれてみるやつ。マドンナは、その中のインテリジェンスな男の子が語る、相対性理論を熱心に聞いている。(想像だけど)

こんなことがあったなあー!あの頃の僕を彼らへ投影した。そういえば、相当な大人になってから、おふくろに「あんた、よく、『隣の直子ちゃんをお嫁さんにる』するって、言っていたっけ!」と言われて、顔面から火が吹き出そうになったことがある。

ところで、黄色は警戒色と言われていて、黒と黄色の組み合わせが、一番目立つ色とされている。だから、工事現場に黒と黄色のストライプが使用される。子供達のランドセルのカバーに黄色を使用しているのも暗いところで目立つようになっているからだ。

日露戦争のバルチック艦隊は、煙突を黒と黄色に塗り分けてあり、日本艦隊に視認されやすかったそうだ。他にも、黒と黄色を調べていると、虎と蜂の体色も他の生き物に獰猛であることを知らせる、警戒色だというのだが。では、なぜ、ほかの獰猛な生き物は、黒と黄色の体色ではないのか?

注目されたい人は、黒と黄色のファッションで身を包めば、目立つかも。ひえ〜、センス悪そう!


黒と黄色のバッドチューニング。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 01:30 | コメント (14)

素直になれなくて...

2007年5月

母の日である。困った。
どうして、この日は、素直になれないのかなあ〜。


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そもそも、「母の日」って何だ?子供の頃、習ったかもしれないけど、再度、調べてみた。 1870年、アメリカで南北戦争が終結したばかりの頃、ジュリア・ウォード・ハウが、夫や子供を戦場に送るのを拒否しようと立ち上がり、「母の日宣言」を発したことに始まるそうだ。


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「母の日」は、日頃の苦労を労り、母への感謝を表す日、とある。カーネーションを贈るようになったのは、20世紀初頭にアメリカで始められたそうだ。ふむふむ、それで?1907年、ウェストバージニア州で教師をしていたアンナ・ジャービスが、自分の教会学校の教師であった亡き母親を覚えて、教会で記念会を催し、白いカーネーションを贈ったのが始まりといわれている。


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それに感動した人々が、母を覚える日の大切さを認識し、その3回忌の5月8日に、ジャービスは友人達に「母の日」を作って国中で、祝うことを提案したのだった。そして、翌年、彼女が努めていた学校に400名以上の生徒と母親達が集まり、第一回目の「母の日」を祝ったそうだ。彼女は、参加者全員に彼女の母親が好きだった、赤いカーネーションを手渡したことから、「母の日」のシンボルになったようだ。

う〜ん、そんなウンチクはいいから、なんて言って渡そう。真っ赤は、毎年おなじみなので、ちょっと変わった色にしてみよう。今回は、ツンデレ風(みんな知ってる?ツンデレ?)で行くか。

『たまたま、花屋の前を通りかかったら、カーネーションを売っていたので買ったんだからね。おふくろのために買ったわけじゃないんだからね。おれ、母の日なんて、知らないからね...』と言いつつ、しっかりと『おかあさん、いつもありがとう!』とメッセージを添えて....


いつまで経っても照れくさい、母の日のバッドチューニング。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 22:54 | コメント (18)

ジェット戦闘機パイロット

2007年5月

今日一日、部屋に引き蘢って、やっと見つけた。


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ハルジオン(春紫苑)の花の蜜を吸っている、ジェット戦闘機のパイロットみたいなヤツは、ずっと、ミツバチだと思っていた。いろいろ調べたけど、ハチ科のどれにも属さなくて、スズメバチにでもしておこうかと思った。


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今朝から、ミツバチの生態を調べて、高度なハチ社会を描こうと思ったけど、これは、ホソヒラタアブ(ハナアブ科)のオスだということが判明した。複眼の天辺のところがくっついているのがオスらしい。

ミツバチもスズメバチも、目がもう少し細くてつり上がっているので、これは何だろうと思っていた。そういえば、ミツバチはいつも機嫌悪そうに怒っているよね。それに較べて、このハチにそっくりなアブの顔は、ジェット戦闘機のパイロットのヘルメットみたいだ。

なぜ、スズメバチにそっくりな縞模様かというと、このアブは毒を持っていないので、ハチに似せて身を守っているからだという。相手に気付かれると30〜100mは追いかけられ、刺されて血を吸われるそうだ。

花の蜜を吸うことに夢中になっていたこのパイロットは、幸いにも僕が視界に入っていなかったらしい。そんな吸血鬼だとも知らずに僕は、カメラをアブに10cm位まで近づけた。

でも、ハチよりも色が鮮やかで、オレンジ色が美しい。おもしろいことに、ホソヒラタアブのホソヒラタというのは、オレンジ色の腹の部分が、かまぼこ状に底が平たくなっているのであった。


なかなかチューニングが合わず苦労した、昆虫のバッドチューニング。



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投稿者 hidetoshi shinohara : 22:55 | コメント (12)